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自分で自分自身を楽しむ

 Juice Stand MGの目黒さんの話を聞いて自分自身の人生の在り方について考えることにした。
 私もまだ16年しか生きていないがいろんな挫折を体験してきた。特に印象に残っているのは、中学二年生の時の新人戦の直前の練習である。県で優勝することを一番に練習に励んできたが突然左足のアキレス腱に痛みを感じるようになり、大会直前で焦っているということもあったのか痛みを我慢しながら練習に参加していた。そのうち痛みもひどくなり診て貰ったところ、左足のアキレス腱炎といわれ、試合を目前とする私の心の中には不安の思いしかなかった。治しながら練習に励み大会の日を迎えた。決勝まで登り詰め、優勝まであと一歩というところで負けてしまった。途中で面に飛び込んだが三人の審判は誰一人として旗を上げてはくれなかった。決勝が終わり閉会式も終えた後、壇上にいた先生方に「あの面は一本だよ」という声をたくさんいただいた。試合での悔しさに加えいろんな感情が多く湧いていた。けがは試合に大きな影響を与えることを改めて感じさせられた。
 今後の人生を考えると一瞬の出来事かもしれないがそのことが一生の傷となったり、逆に一生の思い出となることもある。いい思い出にするためには目黒さんのように勇気のある決断も必要であることが分かった。人生百年時代といわれる時代で、これから長い人生を充実させるためにも慎重かつときには勇気のいる行動を心がけていきたい。

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