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Twitterのアルゴリズムを分析してみた。その仮説をもとにツイートを伸ばすパターンを分析してみた。体感的には2.5倍くらいに伸びた

まずどんな内容ざくっと書くと、

・Twitterにはインフルエンサー1人勝ちしないアルゴリズムが入っている。

・タイムラインのシェア率を考える。

・自分よりも相手に興味を持ってもらえそうな内容を考える。

これが大事です。という内容です。

データ分析癖があるので仮説の定期ネタです。 あ、でも結果は出ました。なので半分くらい当たっていると思ってます。

プラットフォームとしての基本的な2つの考え方

「いいね!」や「リツイート」などのコンバージョンは、

誰かに偏ることなく、ツイートのクオリティで平等に拡散する思想

現に何万人、何十万人のフォロワーがいるインフルエンサーでも、ツイートが毎回めちゃ伸びるわけじゃないですよね。下手したら私くらいか、それ以下の「いいね!」しかつかないツイートも結構見かけます。

で、あとはメディアのプラットフォームなので、いかに

ユーザーの利用シェアをいかに獲得するか。Twitterの利用頻度をいかに促すか。

プラットフォームとしての集客を考えた設計になっていますね。

具体的なアルゴリズムは?

では、これらの思想や設計が具体的にどういうアルゴリズムになっているかというと、これは「ツイートの抽選方法とシェア率」で説明できます。

Twitterって、ツイートをただ時系列にタイムラインに表示させているわけではなくて、ツイートの抽選があるんだろうなあと思っています。なのでフォロワーさんのツイートでも、全部自分のタイムラインに流れてくるわけではありませんよね。

現に、私のタイムラインにも有名なインフルエンサーのツイートとか、たまにしか出てきません。それよりも日常的にやりとりをするフォロワーさんのツイートがいつも表示されています。

で、そのツイートの表記させるルールはどうなっているのか?というのが、ツイートの抽選機能の話ですね。

ツイートの抽選方法は

直近でいいね!をたくさん押しているアカウントが優先。

なんだと思ってます。

なので、自分のフォロワーになってもらったからといって、そのフォロワーさんのタイムラインのシェアを獲得できないと、ツイートを見てもらえない仕組み。

そう考えると、やはり最初からファンを抱えている著名人やインフルエンサーは有利ですよね。その人のつぶやきをみたくてフォロワーになっているわけですから、そこには反応しますよね。それは仕組みの問題ではないですけどね。

持たざるものは、まず興味を持ってもらわないといけないので、ひと工夫ふた工夫が必要ということですね。

たぶんアルゴリズム的にはこんな仕組みかなあ

1、フォロワーさん獲得

2、ツイートを出す。「いいね!」や「リツイート」してもらう

3、タイムラインに表示される抽選に当たりやすくなる。

4、連続してツイートを出す。「いいね!」や「リツイート」してもらう

5、さらに、タイムラインに表示される抽選に当たりやすくなる。

6、フォロワーさんのタイムラインのシェアを獲得できる

こんな感じでしょうかね。

ただフォロワーさんのタイムラインのシェア獲得競争はシビアです。1000人フォロワーがいるアカウントであれば、1000人ライバルがいるわけですから、しばらく放置していても、良いツイートが出せなくても、簡単にシェアは奪われてしまいますね。

わかりやすい競争原理。

逆に考えると、その原理によって自分好みのツイートにタイムラインは最適化が図られていくわけですね。

一方でダメパターンがこんな感じかなと思っています。

1、フォロワー獲得

2、ツイートを出す。「いいね!」や「リツイート」してもらえない

3、タイムラインに表示される抽選に外れやすくなる。

4、フォロワーさんのタイムラインに表示されない

5、存在しないも同じ状態

6、敗者復活でランダムにツイート表示。再チャレンジ。2に戻るみたいな感じ。

Googleの検索品質チェックも似たような感じですよね。

検索で記事表記されてスルー率高いと評価下がりますよね。結果的にSEOだと表示順位落ちたり、広告だと品質スコア下がったり、価格の高騰につながります。同じ概念です。

Twitterも同じで、表示されないのは現状維持ですが、タイムラインに表示されてコンバージョンがとれないと評価が下がっていく仕組みになっているんではないかなあと思ってます。

そういう意味でも、フォロワー数自体の価値は下がっているのかなと思っています。その後ちゃんとツイートのクオリティを保てなければいけないので。

フォロワーめちゃ多いのに、エンゲージメントめちゃ低いアカウントとかも良く見ますもんね。これはここまで書いてきた内容とかが無関係ではないように思います。お金でフォロワーを買ったとか裏要因も絡んでいそうですが。。。

じゃあ、フォロワー数を増やす事に全く意味がないのか?

全く違いますね。

数の理論で、フォロワーの数が多ければ多いほどツイートが表示されやすいので、自分のメッセージをより多くの人に届けたいのであれば、フォロワー数は増やしていくべきですよね。

ただ、その後のアウトプットの質も上げていけないと、どのみちフォロワーさんのタイムラインのシェアを獲得することはできないんじゃないかなと思っています。

なので、発信できる先を増やしつつ、ツイートの中身も追求する。量と質が両輪になっているアカウントがTwitter運用がうまくいっているアカウントなんだろうなあと思っています。

万人単位の人のタイムラインのシェアを獲得すると考えると、その人の経験や力が必要になるので、最終的には人間力というところに落ち着くのでしょうね。

ちなみに、

いい内容をツイートしているのに「いいね!」全くつかない

良い内容なのに「いいね!」が全くついていないツイートも見かけますよね。

この課題はまた別の理由だと思っていて、

何を話するか?よりも、誰が話をするか?みたいな世界観ですかね。なのでアルゴリズムとはまた別で解決策を考える必要があるんだろうなあと思っています。

それこそ、プロフィールを整えるなり、ツイート内容を精査するなりというテクニック的なアプローチが課題解決に繋がるのかもしれません。

あ、私がこのテクニック的なアプローチで改善した一人でした。下記です。

で、なにやったらツイートが体感2.5倍伸びたの?

まず上記の理論ですね。加えて下記のテクニック的なツイート改修を行いました。

以前、Twitter飲み会の時に、みねむら (ユーティルのマーケター)@mink_trip さんと、いまにし / baigie inc.@imnstkhs さん、古澤 慎之介 |マーケ・組織開発・事業開発・ULL編集長@kosukez さんに、「箇条書きはツイート伸びますよ」「会話系もいいですね」と型を教えてもらったので、今まで乱暴にツイートしていた内容をその型に当てはめて投稿しました。

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こんな感じですね。平たくいうと型をパクったわけですね。

(内容はオリジナルです)

こういう感じの型にはめたツイートを3本に1回は配信するようにしました。同じような内容を今までも発信していたのですが、見せ方をかえるだけで、アベレージで体感2.5倍くらい「いいね!」はつくようになりました。

それに引きずられて

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こんな感じの、乱暴でどうでも良いツイートも伸びるようになりましたね。

上記のアルゴリズムを正とするならば、一定数ツイートをスルーされちゃうと、フォロワーさんのタイムラインのシェア落ちしてしまうので、少し内容を計算して出すようにしています。実験が好きなので楽しいです。

みんな時間がない。その中で注目してもらえるツイートを

よくよく考えても理にかなっていて、

みんな時間がないので、じっくりツイートを見ていられないですよね。上から下にスライドさせてサラッと流し見していく事がほとんど。

直感的にまずこのツイート良さそう。と思ってもらう事が入り口で、その後に内容がそこそ良ければ反応してもらえる。こんな感じが「いいね!」「リツイート」をもらえる動きだと思ってます。

あとはアカウントとして信頼してもらえれば、あまり中身見ないで反射的に反応いてもらえているツイートも多いんだろうなあと思ってます。

で、ここまでがこっち側の分析目線で、逆にフォロワーさんの視点に立つと、

知らない情報をキュレーションされているツイート。ここには価値があると思うんですよね。なのでそういう要素が入ったツイートを出していきたいなあと最近思ってまして、

今までは私の思想100%で書いていたのですが、

・50%私が発信したい内容。

・50%フォロワーさんがどんな内容に興味あるのか?それをキュレーションできる有用アカウントにしていきたい(実験中)

みたいな感じの運用でツイートを投稿しています。

明日になったら変わってるかもしれませんが。

今日まではこんな感じです!ノウハウっぽいのでnoteでシェアします!おわり!

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