Graphic Tool PowerPoint : 絶対に覚えておこう書式のコピー&ペーストと、そのショートカット
グラフィックツールとして使える、PowerPoint ですが、ショートカットを使いこなすことで作業効率を大きく上げることができます。というか覚えてないと結構しんどい。
書式コピー&ペースト
こっちのタイトルテキストと、同じフォント、サイズ、色、をこっちのテキストに適応したい。そんなときは一つ一つ設定するか、元のテキスト(オブジェクト)をそのままコピーして、テキストを修正するとか。
もしくは書式のコピー/貼り付けを使う方法もあります。ただこれはいちいちメニューから選ばないといけないのと、対象が2つあっても、選択→書式コピー→貼付け を2回やらないといけません。面倒!
書式のコピペはショートカットで覚えるべし
そこで覚えてほしいのが書式コピーのショートカット Ctrl-Shift-C と 書式貼り付けの Ctrl-Shift-V。
上書きしない限り、一度コピーした書式は覚えています。この辺は普通のコピペと同じです。ですから何度でも Shift-Ctrl-V で貼り付けができます。そして普通のコピペとは別に覚えてくれているので、この間に普通のコピペをしても書式のコピーには影響ありません。
テキストだけでなく画像や図形でも
図形に関しても、書式のコピー&ペーストは有効に働きます。主にコピーされるのはスタイル、つまり影や光彩、また3D変形といった設定を他の画像や図形にペーストできます。色温度や色相を変える「色」や画像の「透明度」も同じようにペーストができます。
一方、図形に掛けられたトリミングや、アート効果、そして明るさやコントラストの調整については適応されません。
この辺の法則性はよくわかりませんが、設定が面倒な3D変形などは、ショートカット1発で設定ができるので便利なことこの上ないです。
自分の表現パターンを再利用するのに
PowerPoint のデザイン技術を使っていると、いろいろな設定をします。塗りつぶし、枠線、サイズ、縁取り、効果。こういったものを他に再現するのは非常に手間がかかります。しかし、オリジナルに対して書式のコピペがあればかんたんです。
左の絵は、いらすとやさんの画像に、影、反射、3Dの光源などを設定して作っていますが、これらの設定をまとめて、書式のコピーで適応することができます。
まとめ
デザインの現場だけでなく、普通の資料作りでも便利な書式のコピーはショートカットで覚えておきましょう。
書式のコピー:Ctrl+Shift+C
書式の貼付け:Ctrl+Shift+V
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