オンラインミーティングで空気を読まない人がいるってさ(笑)
リモートワークが増えて、それにともないオンラインミーティングも増えていますね。そんな状況の中で、KY(空気読まない)という人が増えてるんですって。
まあ、確かに、オンラインの特徴で、誰かが大きな声で話しているとシステムがそのマイクをロックしてるのかわかんないけど、他の人が割り込んで話そうとしても話せないことがありますよね。
一方で、ちょっとした雑音を拾ったりもするのでどんな仕組みになっているのかよーわかりませんが・・・。
だから、自分の話をずっとしてるという人がたまにいますね。
とあり記事では、オンラインで「KY」な人であっても、リアルの世界では「KY」というわけでなく、ちゃんと空気が読める人も多いということのようです。
オンラインという環境が、彼らを「KY」にするんですって・・・。
ん?
オンラインという環境が「KY」にするっていうけど、オンラインって読むべき空気なくない?
なので、そもそもオンラインミーティングで空気を読むことを期待したミーティングをしてはいけないっていうことなのかもしれません。
オンラインミーティングで伝わらないのは当たり前
ご存知の方が多いと思いますが、コミュニケーションには、「バーバルコミュニケーション」「ノンバーバルコミュニケーション」と呼ばれるの二つの種類があります。
バーバルコミュニケーション(言語的コミュニケーション)
「言語」を用いたコミュニケーション。ノンバーバルなコミュニケーション以外の方法、つまり言語によるコミュニケーションですね。対面である必要はないので手紙やメールはバーバルコミュニケーションです。
ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)
表情や声のトーン、ジェスチャーなどの「言語」以外の情報でとるコミュニケーション。人間の五感によって「感じる」コミュニケーション方法であり、第一印象も大きく影響すると言われている。
メラビアンの法則
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1970年代に行った実験によると、「話し手」が「聞き手」に与える印象の中で、話している言葉そのものが影響している部分は全体のわずか7%であり、その他93%はノンバーバル(非言語)の要素であることを発見しました。視覚聴覚言語の割合は以下の通りです。あるということでした。
・視覚情報…見た目、身だしなみ、表情(視線)など…55%
・聴覚情報…声の質・大きさ・速さ(テンポ)…38%
・言語情報…話す言葉そのものの意味…7%
人が会話をする時の殆どを、視覚情報と聴覚情報を頼りにしているのに、聴覚の間が掴めないことが多いと思いますが、それ以上に視覚情報が欠落していると思います。
パソコンのカメラの位置などの仕組み上、どうしてもアイコンタクトをすることができません。
目を見てもわからん西洋人(笑)、口周りを見てもわからん日本人(笑)
西洋文化の人と東洋文化の人は表情を読み取る箇所が異なるようです。
日本人を含む東洋人は人の表情を目から読みよるそうです。一方で、西洋人は口の動きで読み取るそうです。
なので、日本人はマスクで口を隠しても別に本心を隠したいと思っているとは思わないし、風邪でも引いたのかなー程度にしか感じないけど、サングラスをしている人をちょっと怪しいって思う。
タモリがかなりそのイメージを払拭したとは思うけど、一般人が夜にサングラスしていると変な人かイキッた人か、バレたくない芸能人だと思うもんね。
一方、西洋人がマスクをあまりしたくないのは、口を隠す人は、本心を隠したいと思っていると思うらしく、この人何考えてんのかわからーんってなるらしい。一方で、サングラスしていても全然平気さーって感じ。
だから、西洋人って歯が綺麗なことをすごく気にするし、みんなしてホワイトニングするし、矯正もする。
西洋人が日本に来て、なぜに日本人の可愛い子は、歯並びが悪く、歯が真っ白じゃないのはなぜだ?って思うらしい。
歯のホワイトニングサービスをする人が、「西洋では歯は重要なので、ホワイトニングは常識なんですよー」って言うけど、それは否定しないものの、日本においてそれほど重要な事柄でもないのかもしれないって思ったね。まあ、程度問題ではあるけど・・・。
アイコンでも違いがわかる
西洋では下記のようなアイコンが好まれているようで、確かに目の表情よりも口周りの表情が豊かな感じがしますね。
日本とかだと、下記のようなアイコンが好まれているようで、確かに目の表情のバラエティが豊かな感じがしますね。口も十分豊かな表情がありますが・・・。
オンラインミーティングは目的による
と言うことなので、オンラインミーティングでは、目の表情(瞳孔の開け閉め、なんとなく悲しげ、なんとなく楽しげ)みたいな空気を読めと言うのはそもそも難しいので、空気を読むような目的ではない「伝えたいことを伝える」ような目的であれば良いですね。
活発に議論したいとか、生成的な対話をしたいとなるとオンラインミーティングは難しいってことなのでしょうか?
リモートワークになり、オンラインミーティングでなんか不都合ある?って言う人は、もしかしたら、そもそもノンバーバルコミュニケーションを重視していないとか、それこそリアルにおいてもコミュニケーションが下手だったのか、めっちゃリアルでもめっちゃコミュニケーション上手な人なのかもしれませんね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?