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第4期、中間報告会を実施しました!

こんにちは、信州つなぐラボ事務局の桒原です。
今回は、11月20日(土)にオンラインで行われた中間報告会の様子をお届けします。
それぞれのチームが、2日間のフィールドワークで感じた地域の魅力や課題から、一体どんなアイディアが生まれているのでしょうか。

①中野市:加工施設チーム

フィールドワークでは、「りんごの収穫体験」や「おやきづくり体験」を通して、中野市豊田農産物加工施設のお母さんたちと交流をした加工施設チーム。「加工施設がこの先も存続できるよう、長くサポートして行きたい!」という想いが芽生えたそう。

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加工施設チームでは、引き続きコミュケーションを取りながら、お母さんたちの温かい人柄や加工施設の魅力を深掘りし「入り口を広げる活動」に目的を設定。フリーペーパー「あちゃまがじん」、加工施設を利用した「おやき教室」「お母さんの十八番のお弁当販売」などのプロジェクト案を考えました。

今後の課題は「お母さんたちとの距離を縮めること」。互いに無理なく、持続的に関われる方法を模索していきたいと発表してくれました。

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「あちゃま」とは中野市特有の方言で「あら!」「まぁ〜!」という意味

②中野市:ぼたんこしょうチーム

同じく中野市のぼたんこしょうチームでは、斑尾ぼたんこしょう保存会の皆さんとの交流や収穫体験を通し、ワークショップを行いながらアイディアをまとめていきました。

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メンバーの得意分野を生かし「レシピ開発・試作づくりチーム」と「SNS・ブランディングパッケージチーム」に分かれて、「若年層をターゲットにしたぼたんこしょうの塩漬けの新商品開発と販売」「SNSでの情報発信の活性化」という2本のプロジェクトが発表されました。

今後の活動としては、JR東日本が運営する地産品ショップ「のもの」でぼたんこしょうの塩漬けのサンプル配布+アンケート調査や、Twitterの開設と運用のテストといった動きを予定しているとのことです。

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「地元の皆さんの想いを大切にしつつ、自分たちも楽しむ」という活動のポリシーが印象的だったぼたんこしょうチーム

③辰野町:小野酒造チーム

フィールドワークを通して、一定の滞在や地域の方との交流により魅力が感じられるエリアなのではないか、と印象を受けた小野酒造チーム。「中長期的・参加型のプロジェクト」に焦点を置くことに。

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現地の状況をヒアリングした上で、課題とターゲットをまとめ「小野酒造ORESAKEプロジェクト女性版」「辰野町又は小野地区でのイベント開催」といった2つのプロジェクト案を考えました。

ORESAKEプロジェクト女性版は、小野酒造店への提案を予定。イベント開催については準備作業・期間等を考慮すると、チームメンバーのみでは開催実現が難しいので、賛同してくれるメンバーを募集する方向で進めたいとのことです。

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女性版ORESAKEプロジェクトは、ターゲット地域や世代を広げ、小野酒造が開拓したい顧客ターゲットに向けたPR企画

④辰野町:川島チーム

フィールドワークでは、川島地区の落ち着いた雰囲気とはうって変わって、エネルギッシュな人々との出会いが衝撃だったという川島チーム。そんな地域の魅力から、自分のやりたい!に素直な生き方=「私利私欲」がキーワードに。

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そこで、新しい挑戦を探す人たちが集まり・繋がり・創造する、川島ならではの「プロボノ・コミュニティ」を考えました。これは誰でも挑戦できる環境があり、課題解決よりも「想像がうまれる町」という川島の特徴を生かしたコミュニティづくりです。

まずは試験的に、平成29年まで開催されていた「どろん田バレー大会」を復活させることを通して、プロボノ・コミュニティの形成を目指したいと発表してくれました。

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地域との交流を促すような催しと合わせて、復活開催を目指したいとのこと

最終発表会は、来年1月22日

限られた時間の中で各チームで会議を重ね、生まれた数々のアイディア。現地で開催予定の最終発表会に向けて、活動は続きます。どんな形でプロジェクトが実現していくのか、楽しみです!

引き続き、つなぐラボメンバーの活動にご期待ください!

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