hatsu

心書、日々の心の記録。

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最近の記事

心書 Vol. 720「ネットワーク」

帰宅時、ご近所さん宅に見慣れない人がいた。 我が家周辺には似つかわしくないスーツとキャリーケースのビジネスマン風で、微妙に車の出入りに邪魔なところに立ち尽くしている。 最近は闇バイトとか騒がれているし、近所中に触れて回った。 何事もなければいいが、用心に越したことはない。こういう時に近所付き合いのネットワークがものを言う。

    • 心書 Vol. 719「踏ん切り」

      先日雨の日、傘を失くしてしまった。 折りたたみ傘で、濡れているから鞄にぶら下げていたのが悪かった。 しかし、この傘は全く気に入っておらず、ずっと新しいのが欲しいと思っていた。 これで踏ん切りがついたので、気にいるものを探そう。

      • 心書 Vol. 718「エネルギー」

        先日仕事で値切り交渉をして、結構大きな値下げが通った。英文でこちらの状況を説明し、一回でのクリアだったのでちょっと驚いたけど、相手の気が変わらないうちにすぐに発注した。 値下げは無理だろうと動かなければ、この成功はなかった。動いたら動き出す。日々の生活もどうせ変わらないと思わず、どんどんエネルギーを動かしていこう。

        • 心書 Vol. 717「博物館」

          今年も正倉院展に行ってきた。かれこれ干支一回りほど通っている。 通い始めた頃は、どこをどう見ればいいのかすら分からなかった。他の博物館も含め何度も何度も観覧するうちに、少しずつ見るコツが分かり始めた。 まだまだお歴々には敵わないが、何事も諦めずしつこく続けていこう。

        心書 Vol. 720「ネットワーク」

          心書 Vol. 716「季節はずれ」

          今年は台風直撃がなかったのに、今になって台風らしい。とはいえ、風はそんなに強くないようなので、同じ21号でも2018年とは大きな違いだ。 これでようやく涼しくなりそうだ。

          心書 Vol. 716「季節はずれ」

          心書 Vol. 715「手放す」

          日々、不安を指標に暮らしているような気がする。 雨に降られたらどうしよう? お腹が空いたらどうしよう? 眠れなかったらどうしよう? 眠くなったらどうしよう? 他にもたくさんあるけれど、「まあええか」と一つずつ手放しすことを試してみよう。

          心書 Vol. 715「手放す」

          心書 Vol. 714「生活力」

          以前、イワシの天ぷらを食べたら小骨が上顎に引っかかった。どうにも取れず、添えられていたレタスの葉っぱで拭ったら取れた。 友人と手ぶらバーベキューの時、最後に焼きそばがついていたけど油がなかった。食べ残しの豚を上下に挟んで油を染み出させて、何とか乗り切った。 どちらも過去の経験から、何か手はないかと見回して使ってみた結果だ。微糖な話だけど、犬の糞を踏んだら雑草に擦りつけて拭ったし、料理をしていたらお肉から油が出ると分かる。 今の世の中ではレンジで温めたりコンビニで買えば食

          心書 Vol. 714「生活力」

          心書 Vol. 713「人それぞれ」

          先日、友人宅の近所の居酒屋に行った。 友人にも仕事終わりにでも顔出してと伝えていたけど、同居している姑さんのお世話で叶わなかった。 別の友人は子育てに忙しく、都合のいい日を聞いてもなかなか返事がない。 若い頃なら、単純に私に会いたくない人なのかな?と考えたかもしれない。でも、歳を重ねると人それぞれに生活があり、都合をつけるのが難しいことも分かっているし、慌てず他のことに集中して返事があればいいかと気長に待つことを覚えた。

          心書 Vol. 713「人それぞれ」

          心書 Vol. 712「ソート」

          今朝、自転車で前を走っていた人が転倒していた。恐らく雨上がりで段差か何かに滑ったのだろう。 最近はめっきり日暮れが早くなり、帰りの自転車は暗闇の中なので、ライトをつけていても少しの段差なんかは見えにくい。 頑張れば一本早い電車に乗れるけど、そのために転倒や衝突をしたら元も子もない。 早く帰るか無事に駅まで到着するかどちらを選択するかソートし、無事を選ぶことに決めた。

          心書 Vol. 712「ソート」

          心書 Vol. 711「極楽」

          少し前に、早池峰に住むおばあちゃんのドキュメンタリーを見た。年齢を重ねることによる身体の不調はあるものの、コツコツと日々の暮らしを積み重ねる暮らしをされている。一日の終わりにお茶を淹れて一息つくと、「極楽だぁー」と漏らす瞬間に気づきがあった。 ある週末、近場の温泉にのんびり浸かり、帰りのスーパーで半額で買い求めた鮎が美味しかったことがある。しかし、その温泉に行くために午前中にいそいそと家事を片付けていた。 「掃除とか片付けめんどくさいなー」と思うか、「この後温泉が待ってい

          心書 Vol. 711「極楽」

          心書 Vol. 710「万博」

          大阪では万博が開催される予定だけど、いまいち盛り上がっていないように感じる。 しかし、人生で自分の住むエリアで万博が開催される確率はそんなに高くはないと思い、行ってみようかと考え始めた。どんなパビリオンがあるのかから調べてみよう。

          心書 Vol. 710「万博」

          心書 Vol. 709「緩衝地」

          前に会社にいたある人は、あまり仕事らしい仕事をしていなかったけど、とても重要な人だった。 以前勤めていた取引先を退職後来てもらったらしく、いわば「緩衝地」みたいなものだった。 経験に基づく知識が豊富で人当たりも良く、おまけに顔が広くてとんでもない人とも対等に会話できる。 その人が出張で出向くと、注文を貰えることが何度もあった。 なんでもタイパで考えようとする今こそ、こういうバッファー的な人の見直しが必要なように思う。

          心書 Vol. 709「緩衝地」

          心書 Vol. 708「取捨選択」

          コロナ前までのアジア旅でも、国内の温泉旅でも、割と個性のある宿に泊まるのが好きだ。 若い頃はビジネスホテルっぽいところが多かったけど、マレーシアのペルヘンティアン島で泊まった昼間は電気がないシャーレがことのほか楽しめて、それがきっかけだと思う。 昼間はバルコニーで本を読むか、目の前の海に飛び込むかで過ごし、夜は電気はあるもののエアコンがなく扇風機で過ごす。シャワーも水のみ。クアラルンプールの安宿でシャワーを浴びたら、排水溝は砂だらけ。どうやら水だけでは落としきれなかったらし

          心書 Vol. 708「取捨選択」

          心書 Vol. 707「星空」

          一年前の今日は、北海道にいた。 女満別空港に着陸し、早めの夕食で焼肉を食べていると、5時前には日が暮れてしまった。やはり北海道の夕暮れは早いようだ。 屈斜路湖畔の宿から見た空は、一面の星空だった。

          心書 Vol. 707「星空」

          心書 Vol. 706「不自由」

          今年から義務化された電子帳簿保存法と格闘している。保存するのも手間だけど、メールで回答があった見積りなどは、さらに手間がかかる。 逆の目線に立つと、こちらから提出する書類もPDFが望ましいということで、今後は都度発行依頼を受けることになりそうだ。口頭での回答なんて以ての外だ。 便利なようで、なんだかデジタルに縛られているようで、かえって不自由な気分がする。

          心書 Vol. 706「不自由」

          心書 Vol. 705「歴史」

          今年二月の福島旅から帰宅後、大河ドラマの「八重の桜」を観はじめてから幕末物の大河をあれこれ観ていた。 それに付随してあれこれ本も読み、絶賛幕末から明治にハマっている。 先日海外からきた友人とあれこれ話していて、想像以上に深い話ができて驚いた。 日々暮らしていると見落としがちだけど、今と歴史の過去は繋がっている。

          心書 Vol. 705「歴史」