上手く答えるより上手く問う

上手く答えるより、上手く問うことを追究したい。
上手く答えると、会話が止まることが多い。思考も止まってしまう。
けれど上手く問うと、頭脳が刺激されるのか議論が活発になる。刺激し合える。

私も人間なので、上手く答えることでみんなを感心させたい、という欲求に駆られてしまう。そして目論見通り、上手く答えると、ほ〜、という感心のため息が聞こえて、してやったり、と思うけど、しばらく座が静まり返る。その時「しまった」と思う。しかも、感心したはずなのに、皆さん内容覚えてない。

上手く問えたとき、意見が百出する。思考が刺激されて次の思考を促す。私が思ってもみなかったような意見が出てきたりして、私も思考が刺激される。「上手く答える」場合は、私の持ち駒の知識から一つも増えないが、「上手く問う」ことができた時は多様な刺激でシナプスがプスプスつながる。

最近、上手く答えることばかりやってきて、上手く問うことを忘れていた。反省。もっと問いを磨こう。そして相手の頭脳を刺激し、翻って自分の頭脳も刺激してもらおう。しばらくそれをテーマにする。うん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?