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ブサイクがVlogを作るときの対策4選

私はYouTubeで生計を立てている30代一般男性だ。
日常生活を動画で配信する「Vlog」という分野に知見のある人間だ。

今回は、ブサイクがVlogを作るときに注意すべきことというテーマで記事を書く。

勘違いしないでほしいのだが、この記事を読んでいるあなたのことをブサイクだと言っているわけではない。

人には持って生まれた顔に差がある。
美人な人もいれば、そうでない人もいる。

ブサイクと美人の差は何で決まるか。
集団の中で、魅力的だと思ってくれる人数によって決まる。
平安時代の美人と現代の美人が違うように、ブサイクというのはその時代の相対的な評価で決まるものなのだ。

話が横道にそれたが、さっそく本題だ。

ブサイクな顔というのは、街で見かけるレベルであれば何ら問題はない。
しかし、動画でブサイクな顔を見せ続けるとなると話は変わってくる。

ずっとブサイクな顔を映し続けると、視聴者に不快感を与える可能性が高い。

つまりブサイクがVlogを作るには、自分の顔により与える不快感を極力取り除くことなのだ。

ここでは、不快感を取り除くという意味において有効な手段を紹介していく。


1.顔出ししない

まずひとつ目は顔出しをしないということだ。
自分の顔を画角外に収めることで、視聴者は勝手にあなたの顔を想像で補完してくれる。

想像による補完は、マイナスに働くことは少ない。
視聴者の都合のよいように想像するからだ。
視聴者の頭の中に依存している間は、視聴者があなたに幻滅する可能性は極めて少なくなる。

全く顔を出さないだけではなく、少しだけ顔を出すというのもありだ。
動画の中の数カットだけ顔を出して、基本的には出さないという戦略だ。

冒頭での例で話したように、ブサイクは、街で見かける程度であれば、なんら不快感を与えない。
「ブサイクな顔を見続けさせること」を避ければいいわけだ。

顔出しすることにもメリットはある。
「親近感」と「信用」だ。
顔出ししない人よりも、はるかに高い。

顔をチラ見せすることで、一定の親近感と信用を獲得しつつも、不快な印象を与えないことが重要だ。

あなたの動画がいかに魅力的であっても、顔で不快に感じさせた瞬間にシャットアウトだ。

2.カメラに寄り過ぎない

次に、カメラに顔を寄せすぎないことだ。
いくらブサイクでも、遠目に視界に入るくらいであれば、不快感を与えようがない。

逆に、やや小綺麗にしている人であっても、近すぎる顔は圧迫感を与えてしまう。
近くで見ると肌が荒れてるな…という印象を持ったことがある人もいるだっろう。
近すぎる顔は不快感を与える可能性が高い。適度に距離を取ろう。

3.清潔感を保つ

いくら顔がブサイクであっても、髪型や、肌、体型については、努力によって改善ができる。
身だしなみというやつだ。

よれよれのシャツを着ていたり、ほつれたセーターを着ていたり。
このようなことを避けるだけでも、不快感を与える可能性が格段に減る。

自分は気にしていないというラインであっても、意外と人は気にするものだ。
視聴者のマジョリティは、特にテレビや映像作品に慣れてしまっている人が大半だ。
無意識に自分と彼らを比べられてしまう。
少なくとも、カメラの前では、初デートのときのような身だしなみを整えるのがよい。

センスに自信のない人は、伸びている投稿者のマネをしてみるとよいだろう。
すると気づくはずである。
同じ服を着回している人と、ファッションにこだわり抜いてる人の2つの種類しかいないことに。

それほど、服装というのは世界観の表現に必要だ。
世界観を表現しつつ、映像を損なわない違和感のない自然な表現をしている動画が理想だ。

不快感の反対の言葉は、ナチュラルさだと理解してよい。

4.表情を柔らかくする

実は、ブサイクによる不快感は、作る表情によって和らげることができる。
特に目だ。
ブサイクな顔でも、くしゃっと笑った顔をすれば、好感を生みやすい。

ブサイクな人への褒め言葉として「雰囲気美人」という言葉がある。
顔つきは美人ではないが、見ていて不快感がなく、好感が持てるということだ。

このように顔の素材で諦めるのはまだ早い。
喜怒哀楽を表現し、こわばった印象を与えないことが、ブサイクによる不快感を除く方法の一つだ。

自分を客観視できる能力が必要

今回は、ブサイクがVlogを作るのに注意することについて書いてきた。

しかし、今回書いた3つの対策を忠実に遂行できるのは、「自分のことを客観視できる能力」を持っている人だけだ。

「メタ認知能力」とも言ったりする。

ここまでの話は、自分のことをブサイクだと認知している人にしか効果を発揮しない。「自分はブサイクではない」と信じて疑わない人にとって、この記事は関係ないと思われるからだ。

このメタ認知というのは実に奥深い。
人から伝えられて初めて認知できるものもたくさんある。
自分のことは自分が一番知っているようで、周りの方が自分のことを的確に捉えている場合も多くある。

だからこそ、私が人にアドバイスするときは、多少失礼だとは思いながらでも、伝えることにする。

今回はブサイクという過激な言葉を使ったが、特定の誰かの容姿を批判する意図はない。
自分自身を客観視して、視聴者想いのVlogが増えたらいいなというそんな思いから書いたまでだ。

少しでも参考になれば幸いだ。

それではまた〜。

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