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人 〈ひと〉

 コミュニティメンバーを毎月クローズアップし、お仕事や活動、創作物や考えなどをご紹介させていただく新コーナーです。

 今回は、千葉テレビなどの映像やご自身でも創作活動している徳田さんに、第一子が誕生されたということで、お父さんになった気持ちをインタビューさせていただきました。徳田さんが撮影されているご家族のポートレートも掲載させていただきます。 

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                              徳田さんご家族


ーーまずは、お子様のお誕生おめでとうございます!

【徳田以下:T】ありがとうございます!

ーー第一子ですよね?

T:はい!長女が誕生しました。

ーーお子様は何月何日にお生まれになったのですか?

T:4月22日、am9:25です。

ーーお子様が生まれて変化はありますか?

T:基本的に他人に合わせて生活することを知らない人間でしたが、今は家族を最優先にした上で、仕事も好きなことも考えるようにしています。好きなことができなくなったというのではなく、それ以外の余計なもの(例えば、電車内でスマホで意味もなく動画を見ることや、どうでもいいニュースに目を取られるなど)を捨てる、やらないという選択のスピードが目に見えて早くなりました。これは自分にとって非常に良い変化になっています。後は、夜中もびっしり3時間おきに起こされるようになったので、身体が悲鳴をあげています(笑)。

ーー出産時は立ち合いとかされたのですか?

T:コロナ禍で立ち合いは出来ませんでした。帝王切開でしたが、院内でしばらく待機して、1時間後にへその緒を持って来られて、記念すべき出産の日は終わりました(笑)。

ーー仕事上お休みは不定期だと思いますが、奥様はその辺はご理解はあるのでしょうか。

T:不定期で、仕事の時は24時間家にいないですが、年の2/3が休みなので一緒にいれる時間も多いです。食事管理を始め、仕事柄急な呼び出しに対応しなければならない時も協力的な姿勢でバックアップしてくれています。

ーー消防の仕事は人の命を救う尊い仕事だと思いますが、危険と隣あわせになったエピソードなどありますか?

T:災害現場では、程度の差はあれど危険というものは感じます。現場に到着してみてすぐに目で分かる危険もあれば、火災だけでなく放射能物質や可燃性のガスなどの危険物と言われる物質が漏れているような場所にも向かいます。後になって、実は危なかったという経験は多少なりともありました。詳細については、ここではお話することが出来ないので、ご理解いただきたく思います。

ーー今の仕事についてお教えください。

T:良い面は、人に感謝される仕事であるということです。非常に専門的な仕事でもありますし、人のために危険を犯して何かをするという行為自体、尊いものだと思います。悪い面は、そういう仕事をしていても組織であることには変わりがないということです。限界もあり、皆さんから見えているありとあらゆることが現実とは違っていると思います。これ以上は言えませんので、察していただける方がいれば有り難いです。

ーー徳田さんはいつから写真を撮り始めたのですか?

T:1年半前頃からだと思います。きっかけは、自主制作映画を作っている友人のカメラを触らせてもらってからです。ファインダー越しに、世界を覗くと、それまで何気なく見ていた風景とは全く違う感覚というか、見え方が違ってくることに感銘を受けました。実際にそこにあるものの見え方が違って見えるというよりは、目に見えていないはずのモノを考えるようになりました。匂いや、味、光、記憶、物事の成り行き、生命、感情、そういった数字で測ることが難しいモノです。

ーーコミュニティに入るきっかけは?

T:いわゆるyoutubeサーフィン(笑)で、たまたま紀里谷和明さんの映像にたどり着いたことから、ネットサーフィンをしてオンライサロンを始めると情報を知りすぐに申込みました。今も紀里谷さんのyoutubeにありますが、比較とは?、ものづくりとは?などの映像を見た時、自分がずっと感じていけれど、言葉にならず有耶無耶になりつつあったことを、明解で鮮明な言葉として、自分の五感そのものに叩きつけていただきました。鳥肌が立ちましたね、すぐメモしました。

ーーコミュニティに入り変わったことなど、感想など

T:自分の心で感じたことは、行動に移すということを再度教わりました。18歳で上京してきて10年が経ちましたが、大学進学、中退、進路変更、就職、転職、結婚など、その節目節目で常に自分が感じることを最優先にして生きてきました。特に大学は3ヶ月で休学し中退することになりましたし、転職する時も色々周囲から厳しいご意見もいただきました。その都度、自分との戦いだなと思い、自分の意見をチョイスしてきましたし、過去の自分の行動に対して120点を上げたいと素直に思えます。しかし、どれだけそういう経験を重ねても、無意識に周囲に流される時がよくあります。自分の心の声が聞こえずらくなっている状態ですね。自分の心にしっかりとしたアンカー、言い方を変えればメンターや師匠みたいなものがない状態で生きて来ましたので、やはり肝心なところで弱いなーというところがありました。しかし現在は、迷うような事態が起った際、紀里谷さんならどうするのかーと考えることが多くなりましたね。やはり紀里谷さんの言葉がグッと深いところまで刺さっているのだと思います。あまり勝手なことを言うとキックボクシングでボコボコにされる可能性があるので言いませんが、そういう存在の人間と、また同じようにその人に魅せられた方々と繋がれたことが最大の財産となっています。

ーー「死ぬまでにやりたいこと」で掲げたことはなんですか?それの進行状況はどうでしょうか。

T:これまでと変わらずモノづくり、映像制作を続けていくことです。これまでと変わらず、というのは今の作品に納得しているということではなく、むしろその逆です。毎回、作った後にもっとこう出来たかな?とか思ったりしますが、とにかく次の作品を作り始める、打席に立ちつづけるようにしています。挑戦していく中で、前の作品では越えられなかった自分の中の壁(スキル的なもの、もしくは作る姿勢など)を超えるためには、とにかく作り続けるしかないと思うので、上記のように記載しました。

ーー今後の目標などありましたら教えてください。

T:抽象的になりますが、3つだけです。
 ・自分の中で湧いてきた違和感や衝動を捉え続ける
 ・健康増進
 ・家族最優

ーー脚本シリーズでの映像の制作があるそうですよね?何時ごろになりますか?

T:これはまだ分かりません。脚本も出来上がってないですし、今年はキャリアの変化も予定していますので、目の前にあることに全力を尽くしたいと思います。


 お父さんになった、徳田さんのお話と、ご家族のポートレートをご紹介いたしました。今まで、徳田さんのプライベートやお仕事は知らなかったのですが、今回お子さんが誕生されたということで、徳田さんの人柄に触れました。
若いのに芯のある強さや純粋さで、これからも自分でしか表せない映像や写真を撮っていただきたいと思いました。応援しています!(取材:遠藤)


※取材を受けてくださる方を募集しております。掲載したいという方はご連絡お待ちしております。(コミュニティメンバーに限ります)


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会報誌制作チーム:遠藤加奈、Ayako Okura-Walsh、鈴木優帰
写  真  提  供 :徳田

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