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脚本シリーズVOL.1

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脚本ミーティングとは?

   紀里谷和明official YouTubeにて公開予定の映像作品の脚本をコミュニティメンバーから募った企画が「脚本ミーティング」です。

  手を挙げたメンバーの中には、脚本の制作に携わった事のある人もない人も。そこで、映画撮影をされてきた紀里谷さんが数回に渡るミーティングで制作における脚本の重要性を教えてくださいました。参加者は脚本を書き上げ、自身で映像化した作品を元に紀里谷さんからフィードバックを受けました。

  今回は脚本ミーティングに参加した6名の方々にアンケートを行い、脚本を作り上げた感想をお聞きしました。

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参加者アンケート内容

1.なぜ脚本を書きたいと思ったのですか。
2.どのステージを目指していますか。
3.この企画が無くても脚本を書いていたと思いますか。
4.作り上げた脚本を通じて、自分の伝えたいメッセージとは何ですか。
5.自分の作品を読んでどう感じましたか。
  また、一緒に制作した方でどの方の作品が印象的でしたか。
6.脚本を制作してみて感じたことは何ですか。
7.紀里谷さんの脚本の講義を受けて、思ったことを教えてください。

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1.なぜ脚本を書きたいと思ったのですか。
所司憲和:
脚本を書きたいと思ったことがなかったのでこの機会に書いてみようと思いました。

空下慎:誰かに何かを教わったことはなく完全に独学なので、紀里谷さんに脚本を教われる機会なんてもう二度と無いし、なんて贅沢なんだとすぐに参加表明しました。

2.どのステージを目指していますか。
所司:好きで書くのみ。

空下:(すでにプロで活躍中の為、質問省略)

3.この企画が無くても脚本を書いていたと思いますか。
所司:書いてなかったと思います。

空下:自身はこれまで2本の映画を撮っていますし、仕事でもストーリーのある映像を作っていますので常に脚本は書いています。

4.作り上げた脚本を通じて、自分の伝えたいメッセージとは何ですか。
所司:脚本で伝えたかったのは、天使と悪魔というお題でした。仕事柄、企業の社長さんに企画提案させていただきお仕事をいただいてますが、固定概念に囚われるのはよくないなと思っています。
 そこで、僕たちのイメージの天使と悪魔ではない表現をすることで、固定概念がどれほど生き方を狭くしてるかということをお伝えできたらなと思い、書かせていただきましたが残念ながら文章力と構成力など、足りないことだらけで思うようなものは書けませんでした。

空下:今回は1シーンで登場人物は2人、会話のみでストーリーを進めるということで、とても悩みましたが「人間はどれだけ綺麗事を並べても自分さえ良ければ良いと思っている」をテーマに書きました。

5.自分の作品を読んでどう感じましたか。また、一緒に制作した方でどの方の作品が印象的でしたか。
所司:他の人、作品を読んで自分の作品が紀里谷さんに近づけようとしてた言葉遣いとか、背伸びせずに等身大のものを書けばよかったと思っています。

空下:質問4で答えた通りのテーマで書きましたが、ではそれが「僕が命をかけて世界に叫びたいことか」と聞かれると違います。何も伝わらない薄い脚本になったと思います(正直、書いてて全然面白くなかった)。他の方の印象に残った作品は特にないです。

6.脚本を制作してみて感じたことは何ですか。
所司:
自信のない作品を読まれることが苦痛だなと改めて思ったしなにより、熱量が必要だと思いました。なにより、言葉で意図を伝えるのは難しいなと思いました。

空下:「命をかけて君は何を世界に叫びたいのか」「一言で言うなら、これはどんな映画だと言えるのかどうか。そしてその一言で人を惹くことが出来るのか」など、脚本の技術以前のことを学ばせて頂きました。そして、プロとはどういうものなのか、それを紀里谷さんとの会話で痛感させられました。

7.紀里谷さんの脚本の講義を受けて、思ったことを教えてください。
所司:全体のことを考えずに、とにかく書くことを教えていただきました。何事にも真剣に取り組むことが大切だと思いましたが、途中で、僕にはそこまで脚本を書き上げる熱量がないことがわかり失礼にあたると思い、一回書いた後、辞退させていただきました。

空下:私のような素人にも、まっすぐ真剣に向き合ってくださる姿勢。戦場へ送り出すために厳しさを教えてくださったこと。とても感謝しています。

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1.なぜ脚本を書きたいと思ったのですか。
高橋雅子:いずれ自分で映画を作ってみたいという想いがあり、その一歩として今回の脚本オーディションに参加してみようと思いました。

徳田翔希:脚本を書きたいと思って書いたのではなく、やったことのない世界だからチャレンジしてみようという感覚です。しかし、憶測で大変そうだと思っていて、動かなかったことも事実です。今回、紀里谷さんからプロジェクト発足の案があったことで、飛び込んでみようと思いました。

2.どのステージを目指していますか。
高橋:
プロになるとかは考えた事がなく、自分で撮ろうと思っている映画も自分のYouTubeにアップするぐらいで考えています。

徳田:脚本を書く時間は常にベストを尽くしています。ですが、人に評価してもらう、又は人の時間を取るほどの次元には遠く及んでいないと思います。まずは、自分の作ったものを自分が見るかどうかの観点をクリアしていきたいと思います。常に一つ一つ課題を解決していくことしか見えていません。プロかどうかは周りの方の判断することだと思ってます。

3.この企画が無くても脚本を書いていたと思いますか。
高橋:
自分の映画のために書こうとは思っていたのですが、この企画がなかったら何か脚本を書くという一歩はもっと後になっていたと思います。

徳田:書いていないと思います。書いたとしても、最後まで書けてないし、映像化もしていないと思います。プレッシャーをかけていただいたおかげです。

4.作り上げた脚本を通じて、自分の伝えたいメッセージとは何ですか。
高橋:
「人間はおろかだけど、そう捨てたもんじゃない」です。希望を持てる感じで終りたいという思いがありました。

徳田:過酷で残酷で理不尽で孤独。今最も虐げられる言葉の中の数個ですが、人間の大多数が暮らす世界の外、自然の中では常識だと思います。と言っても人間が暮らす世界も自然の中にあるにで、本来分断出来ませんが。この世界には弱肉強食があります。その自然を完全に無視して暮らすような人間なら、心から幸せだと感じる瞬間は決して来ないと思います。正面から突破できるものがあるなら、自分の行動であり、情熱であり、技術しかないと感じます。

5.自分の作品を読んでどう感じましたか。また、一緒に制作した方でどの方の作品が印象的でしたか。
高橋:
野村さんの作品が印象的でした。全く脚本を読んだ事も書いた事もないとのことだったので、第一稿は粗削りな部分がある印象でしたが、真面目になりがちなお題を出されたのに、クスっと出来る要素を入れてたのが印象的でした。

徳田:自分の作品を読んで特に感じることはありません。もしあるとしても、現段階で感じることなど自分の子供が可愛く感じるのと同じで、自分から生まれたものだからです。私の脚本を他人が作ったものだとしたら、酷評すると思います。繰り返しになりますが、まだまだ評価してもらう以前の問題です。お金は払えないし、時間も割けないです。強いて言うなら、それが感想です。

6.脚本を制作してみて感じたことは何ですか。
高橋:
一言で言うと疲労困憊です。ページ数の少ない脚本でしたし、大した内容も書けていないのですが、自分の中から何かを生み出す作業にヘトヘトになりました。そして、脚本に関わらず何か作品を創り出している方々に対してただただ尊敬の念を抱きました。

徳田:このプロジェクトでも感じましたが、あらゆることが可能になったこの世の中で、実現できないことがあるとするなら、自分が未熟だからだと思います。みんなやれば出来るし、出来ないとしても得るものがある。それを重ねていくことでしか描いた将来なんて来ないと思いました。

7.紀里谷さんの脚本の講義を受けて、思ったことを教えてください。
高橋:
紀里谷さんが作品を創る際には「命をかけて創っている」という言葉が心に残りました。そして、その覚悟があるからこそ、あのような美しい作品が生み出されるのだと思いました。

徳田:自分たちに割いていただいた時間は、行動でお返しいたします。

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1.なぜ脚本を書きたいと思ったのですか。
野村泰史:
最初にこの企画の募集を見た時、すごく「こわい」と感じて、すごく心拍数が上がりました。その「こわい」の正体は「トライしてみたい」という気持ちだったのだと思います。もし興味がなかったら、ドキドキしたり「こわい」なんて思わなかったはず。だから「この感覚を信じて飛び込んでみよう」と思いました。

守田望:想いをストーリーにして脚本にしてみたいと思い脚本チームに参加させていただきました。

2.どのステージを目指していますか。
野村:
次に目指して進んでいるのは「クオリティの向上」です。

守田:脚本を書くことはとても大変ですけど楽しい気持ちになります。楽しい気持ちを忘れずに好きに書いていきたいです。

3.この企画が無くても脚本を書いていたと思いますか。
野村:脚本は書いていなかったと思います。

守田:書いていないと思います。

4.作り上げた脚本を通じて、自分の伝えたいメッセージとは何ですか。
野村:未来の全ては自分次第だということ。何度失敗してもやり直せるんだということ。

守田:愛。

5.自分の作品を読んでどう感じましたか。また、一緒に制作した方でどの方の作品が印象的でしたか。
野村:
決意を新たにしています。映像では、僕自身が壊れてしまったいつかの日々に戻らぬよう決意を込めて「自殺を連想させるシーン」を入れました。
 守田さんの脚本が印象的でした!「ご自身のやりたいこと、好きなこと」をとても正直に描いていると感じたからです。

守田:脚本を読み返してみたり、動画にすると脚本のセリフが噛み合わなかったり頭の中のストーリーを脚本にする事の難しさを感じました。
 野村さんの動画に引き込まれ、悪魔のキャラが個性的で印象的でした。野村さんのオリジナルストーリーも拝見させていただきたいです。楽しみにしています。

6.脚本を制作してみて感じたことは何ですか。
野村:
「親になった」みたいな感覚になりました。

守田:脚本は難しいです。

7.紀里谷さんの脚本の講義を受けて、思ったことを教えてください。
野村:
今回の制作中、「疲れた・・今日はもう寝よう・・」と思った時、Makuakeさんから『新世界』パイロット映像の公開予定日を告げるメールが届きました。「ああ、きっと紀里谷さんもいま追い込み作業をされてらっしゃるに違いない!」。そう思った僕は復活し、おかげでもう一歩踏ん張れました!タイミングから何からカッコよすぎです!ありがとうございました!!

守田:脚本だけではなく人生哲学もお教えいただいたみたいで根底の部分を表現する事の大切さを知りました。貴重な学びを体験できる特別な場所です。

次回告知

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会報誌制作チーム:遠藤加奈、Ayako Okura-Walsh、鈴木優帰
写  真  提  供 :所司憲和、空下慎、徳田翔希、野村泰史、守田望


※記事の参加者の順番はアイウエオ順になっております。

紀里谷和明 公式Twitter:@kazuaki_kiriya 
コミュニティ 「新世界」 公式Twitter:@shinsekai2020

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