此処まで酷いとは思わなかった‼ 悪夢の様‼ 横断注意!そこは “無法地帯” 2020年2月5日 19時36分 信号のない横断歩道で車両が一時停止しました。「さあ渡ろう」でも、その後ろからバイクや車がやってきてひかれるかもしれません。だって、法律を守っているのは、17%だけだから…。 クラクション鳴らす車も 動画を加工しています 今月2日にツイッターに投稿され、100万回以上再生されている映像です。
茨城県の県道をバイクで走行していた男性が、取り付けていたカメラで記録しました。
左手には、信号のない横断歩道を渡ろうとしている3人の親子。
男性のバイクは一時停止をしたものの、バイクや車が次々と追い抜いていきます。
「追い越し禁止」の黄色のセンターラインを越えながら、車が「気をつけろ!」と言わんばかりにクラクションを鳴らして通過していくのです。
もし家族連れが渡っていれば、あわやという場面。
れっきとした道路交通法違反です。
動画を撮影した男性
「歩行者の立場だったら、どう思うか。本当に危ないですよね。こういう運転をしないでほしいという気持ちで投稿しました。急いでいるのかもしれませんが、その後、普通に運転していて追い抜いたバイクや車にすぐに追いついたので、危ないことしてもそんなに到着時間が変わるものではありません。あおり運転の問題もありますが、みんな余裕がなくなっているのかなと、最近、運転していて感じます」
法律に明記「歩行者優先」
横断歩道で歩行者を優先しなければならないことは、道路交通法第38条に明確に書かれています。
要約すると…
警察庁ホームページより抜粋
●横断する人や自転車がいないことが明らかな場合のほかは手前で停止できるよう減速。
●横断中、または横断しようとしている時は、一時停止して道を譲る。
●横断歩道の手前から30メートル以内の場所では追い越し禁止。
そして事件は起きた
こちらは先月16日、東京 品川区でバスのドライブレコーダーが記録した映像です。
信号機のない横断歩道で、バスが手前で止まったことを確認して19歳の女性が渡り始めます。
そこに、バスを追い越してきたミニバイクが。
一時停止することなく女性をはねました。
女性は肩を脱臼するなどのけがをしたということです。ミニバイクの男は転倒したあと再びバイクに乗って逃走、警視庁がひき逃げ事件として男の行方を捜査しています。
一時停止するのは たった17.1%
信号機がない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに車が一時停止しないケースは全国各地で相次いでいます。
JAF=日本自動車連盟が2019年に全国でおよそ1万台を対象に行った調査によると、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車はわずか17.1%。
▽一時停止する割合が最も低かったのは三重県3.4%、
▽次いで青森県4.4%、
▽京都府5.0%でした。
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