人生における投資の回収

「ただ、大勝ちする銘柄が一つあればほかの損を一掃できる状態なのです。また10万円の損が10本あっても200万円の勝ちが一つあればトータルで100万円の勝ちですよね。」(下記のブログからの引用)

外から見る日本、見られる日本人—バンクーバーの日本人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、日本人観などを綴っています。

 何かのきっかけで、こちらのブログを読むようになりました。

 第二の人生を始めようとしている私が、第一の人生を振り返ると、準備が多い割には、その準備の目的をほぼ何も達成していない、というのが客観的に見た紛れもない事実です。人生残り少ない時間、健康寿命、認知症にかかる時期とかの時限爆弾を抱えて、人生における投資の回収をしていきたい。この「時限爆弾」というのが厄介で、時限の「時間」がわからない。こんな時は、スティーブ・ジョブズも言っていた「今日が人生最後の日と思って行動する」というのが正しい指針かもしれない。

ただ、「一発逆転」という発想にはならないほうがいい。無理をすると、落とし穴にはまります。よからぬ人が近づいてくるからね。

このブログ主のもう一つの主張は、株式投資に関して、自分の得意分野で、情報収集の深さを利用して儲けるというもので、彼の得意分野は、カナダだけに「資源」なのだそうだ。これは、かの有名なウォーレン・バフェットも言っているけれど。私の場合、なじみのあるのは「教育」だが、教育分野は基本「儲からない」。公的機関が主戦場であるせいだと思っている。こちら、シリコンバレーでも、EdTechでの起業はあるが、うまくいっているためしがない。なぜだろうねぇ。ただし、語学学習を除く。英語のオンライン学習は素晴らしい。かなりうまくいっている。

教育は、大切な分野なので、その分野で頑張る人たちが、その分野で十分な報酬が得られるようになるといい。私の中で、優先順位が一番ではないがが、いつか解決できるよう、頭の片隅にいつもとどめておこう。