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【メンタルヘルス】感情を観察することがメンタルに良いという話
どうもみなさん! 臨床心理士、公認心理師のはしくれのおくけんです。
前回は、ネガティブな感情を良くないもの、コントロールすることのデメリットについて話しました。
https://note.com/shinrishi_okuken/n/n6cf932f858f8
感情とは
少し復習すると、感情をコントロールしようとやっきになることで、その行動そのものでさらにしんどくなるといったお話をしました。
例:
不安➡スマホを見て紛らわす➡不安自体は残り、スマホ触りすぎてしんどい
怒り➡しんどいから人にあたる➡後悔、罪悪感
不安➡甘いものを過食して紛らわす➡罪悪感、後悔
焦り➡お酒を飲んで紛らわす➡長期的な健康のリスク
不満➡ギャンブルで発散➡依存
このように、「目の前の感情」を何とかしようとコントロールすることそのもので、次のしんどさがくるといったことが起こるのです。
では、どうすればいいのか?
アクションプラン(イメージしてみよう)
①水と砂の入ったペットボトルを思い浮かべて下さい。
![](https://assets.st-note.com/img/1717886066523-tzgUfnS0dD.png)
②砂がペットボトルの水を濁っているのをイメージしてください。この濁っている状態が、僕たちの心が乱れている状態です。
③自分の感情がペットボトルを濁らせる砂のように舞っているイメージしてください。
③このペットボトルを濁っていない状態にするにはどうすればいいでしょうか?
④多くの人は、ネガティブな感情が出るとそれを感じないようにしようとスマホを見たり、過食をしたり、人にあたってしまったり、色々なクセがあります。
⑤これは、目の前のネガティブな感情をなくそうとコントロールしようとするからです。このコントロールしようとする行動そのもので、自分の心が苦しくなります。
⑥瓶の水が綺麗になるためには、瓶を置いて「何もしないこと」です。
⑦自分の今の感情があるこに気づき、その存在を否定せず認め、その変化をただ眺め、観察してください。
⑧今この瞬間に大きな変化はないかもしれません。ただ、コントロールしようと行動する必要はありません。コントロールしようとしなくても、感情は天気が変わるようにいずれ必ず変化します。
![](https://assets.st-note.com/img/1717887686922-YX0FoB3MnU.png)
⑨自分の今の状態に気づいたら、心の状態がどうであれ、それはそのままにして、あなたにとって大切な行動をしてあげましょう。
あなたにとっての幸せな生活とはなんですか?
以下の記事を参考にしてください。
今回はここまでになります。
次回もお楽しみに😊
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