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心理カウンセラーの人間学【認知バイアスの罠】

皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?

今回は知らず知らずにはまっている『認知バイアスの罠』についてお話しさせていただきます

まずは『認知バイアス』とはどういものかを説明させていただきます

認知バイアスとは、わかりやすく言うと人間なら誰にでもある「思考の偏り」です

人は判断を下したり意思決定をするときに、多くは直観や感覚を頼りにします

その直感や感覚にはその人のパターンがあるのですが

そのパターンに陥っている事に気付いていません

そのパターンの事を『認知バイアス』と言います

このパターンは人それぞれで

育てきた環境や経験、価値観などで違いがあります


そして人間は時に、事実と違うことでさえも「思い込み」をしてしまう事があります

不思議なことに、この「思い込み」や「勘違い」にも人それぞれ同じ傾向があるです

こちらも『認知バイアス』が働いているからなんです


「いやいや、私は客観的に自分の事を見ている」

「あの人は自分を客観的に見ないからダメなんだ」

と思いたくなる場面もありますが

そもそも人間は、自分を客観的に見ることが苦手です

別の人から見れば、アナタの評価は違った評価になるでしょう

それは Aさんから見たアナタの評価とBさんから見たアナタの評価は

その人が持っているパターンで評価をしているので

 AさんとBさんの評価に差がうまれる事になるんです

この事を知るだけでも人の意見に振り回されにくくなります

認知バイアスは、人生において絶対に知っている方が良い法則です


知っているだけで冷静に他人を見ることができます

そして自分にも「思考の偏り」があると、気づくことができます

自分が偏っている考え方をするんだと思えれば

相手の意見も取り入れやすいくなります

相手と衝突したり、自分の評価が納得出来ない場合はもしかするとこの『認知バイアス』のせいかもしれませんね

自分の思考の偏りやクセを知る事により、人間関係の摩擦を減らしたり相手の事を理解する事に繋がりますので

上手に人や自分と付き合う為に『認知バイアス』を理解していただければと思います


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