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【中級】芸術・エンタメの問題

クイズゲームアプリ「みんなで早押しクイズ」で出題される問題を、解説文付きで分かりやすく学べるコンテンツです。

早押しクイズで正解できると、他では味わえない快感があります!

広い知識が要求されるのはもちろんのこと、問題文の読み上げに意識を集中し、解答が絞り込まれる確定ポイントでボタンを押す技術力も試されるのが早押しクイズです。

「なんだか難しそう‥‥」と感じてしまうかもしれませんが、興味がある方は「みんなで早押しクイズ」を気軽に始めてみてはいかがでしょうか。


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【問題】
画家の中でも特に、裁判の模様を描くことを専門にする画家を一般に「何画家」というでしょう?
(正解率:49%)

【解答】
法廷画家

【解説】
法廷画家とは、法廷での出来事や裁判の進行をスケッチで描く画家である。

描かれた法廷画は主に、新聞、雑誌、テレビなどのメディアにおいて利用され、裁判の進行や関連する人物、証拠物などを視覚的に伝える役割を果たす。

最高裁判所規則により、かつては法廷内でメモを取る行為すら許可されていなかったが、1989年の「法廷メモ訴訟(レペタ訴訟)」により、メモやスケッチが可能になった。

なお、法廷内での写真撮影は現在も禁止されている。


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【問題】
漢字では「篳篥」と書く、漆を塗った竹管で作られる、雅楽で用いられる管楽器は何でしょう?
(正解率:39%)

【解答】
ひちりき

【解説】
篳篥(ひちりき)とは、雅楽や近代の神楽に用いられる、竹製の縦笛である。

表側に7つ、裏側に2つの孔(あな)を持つ本体に、「蘆舌(ろぜつ)」を差し込んで演奏する。

かつては竹に漆を塗って作られていたが、現代ではプラスチック製や樹脂製のものもある。

初心者には、音を出すことさえも難しい楽器といわれる。


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【問題】
代表作に、雌雄の堂々たる獅子を描いた『唐獅子図屏風』や、父・松栄とともに描いた『聚光院障壁画』がある、安土城や大阪城などで多くの障壁画を制作した画家は誰でしょう?
(正解率:34%)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

【解答】
狩野永徳(かのうえいとく)

【解説】
狩野永徳とは、安土桃山時代に活躍した絵師であり、日本史上最大の画派とされる「狩野派」の中でも特に有名な人物である。

代表作である『唐獅子図屏風(からじしずびょうぶ)』は、2021年に国宝に指定された。

父は、同じく絵師で永徳とともに『聚光院障壁画(じゅこういんしょうんへきが)』を制作した狩野松栄(かのうしょうえい)である。


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今回は「【中級】芸術・エンタメの問題」について解説させていただきました。

篳篥(ひちりき)を演奏している動画をYouTubeで探してみたところ、日本を代表する雅楽師、東儀 秀樹(とうぎ ひでき)さんが『ハナミズキ』を演奏している動画を見つけました。

篳篥をよく知るために動画を探していたのですが、素敵な演奏にうっとりしてしまいました。

篳篥の問題との出会いを記念して(?)ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

明日は「【上級】スポーツ・趣味の問題」です。

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