【試合振り返り】vsリコーブラックラムズ 定期戦
こんにちは。近鉄ライナーズの田淵です。
RICOHさんとの試合の振り返りです。
公式戦までのトップリーグレベル最後の対戦相手だったので、自分たちの力を確認できるいいチャンスでした。
結果は悔しいですが、敗北。
しかし、チームとしてシーズン開幕に向けて、またターゲットのトップリーグTOP8に向けて、前進していくしかないと感じました。
よく7点でおさえた前半戦
ゲームスタートからフィジカルに激しい試合になりました。
そこは、近鉄としてもわかっていたところなので、ゲームに出ていたメンバーは激しくファイトしてくれていたと思います。
RICOHさんはラインアウトディフェンスが毎年上手く、近鉄はすこしプレッシャーを受けてしまった場面もありました。
しかし、スクラムは反則を奪うシーンもあり、手応えは悪くなかった印象です。
クエイドクーパー選手がシンビンになり、1人足りないところで、最後はトライされてしまいました。
もし、あそこを守りきれていれば、メンタル的にダメージを与えられたんじゃないかと思います。
ただこの日のライナーズは反則が多く、守り切るのは難しかったのが現実で、よく1トライだけにおさえたなという印象でした。
重なる反則と完封の後半戦
メンバーを徐々に交代して臨んだ後半。
スクラムはケガ人の関係でノーコンテストに。
しかし、前半に引き続き反則が多すぎました。
近鉄ライナーズのアタックのポイントのひとつであるフェイズを重ねていくところが全くできていませんでした。
対して、RICOHさんはキックを有効に使い、ブレイクダウンにプレッシャーをかけて反則を奪う。まさにラグビーの教科書に書いてあるようなプレー。
また敵陣深くでは、フォワードのモールや、バックスのキックパスなどバリエーションも豊富で、よく準備されていたなという印象でした。
ぼくは後半25分間の出場でした。
なんとか流れを変えたいと思いプレーしていましたが、なかなか難しく、久しぶりに悔しい思いをしました。
反則による自滅ではない
ぼくは自滅というという言葉はあまり好きではありません。
選手の中には、自分たちの反則がなければ勝てていた、そう思っている選手もいるかもしれません。
たしかに反則トータル17回では、勝てる試合も勝てません。
しかし、忘れてはいけないのはRICOHさんがいいチームだったということです。
9番、10番を中心に統率されたバックスと、激しい中にもラインアウトではうまさがあるフォワード。
また、ライナーズが反則してしまうのもRICOHさんの激しいプレッシャーの結果だと思います。
TOP8になるには、今回の敗戦が自滅ではなく実力だとみんなが認識する必要があるというのがぼくの意見です。
この試合をターニングポイントにできるかどうか
今回の試合は、このままではダメだということを学ばせてもらった試合でした。
この試合をどうとらえるか、チームのひとりひとりが次の練習からどう行動するかが大切だと思います。
どんなに上手くいっているシーズンでも、こういう試合は一度はあります。
そのたびに、振り返ればあの試合がターニングポイントだったと言えるように行動してきました。
今回は、活動停止や試合の中止など、難しい時期を乗り越えてここまでやってきました。
ここまできたら前進あるのみ!!
今回の学びを次に活かせるかはぼくたち次第。
応援していただいている多くのファンのみなさんの期待に応えれるように、開幕戦ではいいラグビーを披露します!!
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