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2024年4月の記事一覧
『教行信証』の基本の学習①、難しと易し 化身土文類 三経一致結釈
昨日『教行信証』を読んでいたらどうしても読めないなと思う所があった。それは以下の部分である。
信心の海には、入りがたいのであると。なぜかと言えば、仏力より発起するが故にだと。先ず心理論が分からない。普通、仏の力によるから、入りやすいのではないかと思う。
しかし、仏の力によるから入りにくいのだと。ここは他力=簡単というイメージとは逆のことを親鸞は言っているように思う。ここをどう捉えたらいいのか。と
マインドセットの問題
高村峰生先生がおっしゃっておられることが、今までの自分が授業をしてきて感じていた違和感というか、自分が無意識に目をふさいでいることを言い当ててくれていた。たまにこういう言葉に出会うので、ついついSNSを見てしまうので、それも問題なのだが。
何で自分の話は生徒に全く伝わっていない気がするんだろうと思っていたけど、自分の方が生徒に話しかけている体で、実は避けていた。遠ざけていたからだ。自分の方から生
読んだ本 20240415 同朋2024.4号
今日、月間同朋四月号を読んでいた。その中で、小学校教員の 星野俊樹さんの話がとてもよかった。その中で以下のような詩が紹介されていた。
それに続いて、星野さんは以下のように言う。
非常に大切な言葉である。自分が矢であり、こどもはその弓から生きた矢として放たれる。放たれた後はもう、弓がどうにかできるものではない。言ってみれば人間の大人は、その矢を追いかけまわしてしまうようなところがある。
また「
今日読んだ本 「真宗学の〈解釈と方法〉をめぐる課題」20240415
杉岡先生の講義録を読んでいたら。目から鱗の文章。教行信証の解釈について。創造的解釈というのは恣意的で、勝手気ままな解釈を許すことではないという。勝手気ままで恣意的な解釈ということではなくて「作品それ自身がもっている可能性としての多様性であるというところが大事」。これはとても身につまされる。自分の場合、まさに勝手気ままで、恣意的な解釈ではないか。一方で、教行信証をもっと、一般の方たちにも開いていかな
もっとみる読んだ本 『共生の大地』20240214
幡谷先生の『共生の大地』を読んでいる。すごく大切なことが沢山書かれている。この本も、何度も読み返したい本である。
ありがたいと言っても、最初からありがたいのではない。本当に有難いとはどういうことか、考えるヒントをいただく。
また広瀬先生は、命というものが四つの規制の下にあるといわれたという。
それは一回性、単独性、無常性、有限性。
これも私たちは当たり前のように思っているが、あらためて考えると
本当の利益とは~自重存在~
安田理深先生の『存在の故郷 浄土』を読んでいる。難しいが何か本当に大切な問題、人間の根本問題を直接掘っているという事を感じる。教養や知識とは一線を画す鋭い言葉である。
「自分が尊いということは自慢ではない。自重である。威張るのではない。人間の境遇を得たことが、かたじけないということである。」
本当にそうだよな、宗教心に目覚めるということは、もう自慢する必要がなくなるということだ。威張る必要がなく