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政治×鍼灸zoomのススメ

「世の中には業際問題というものがある。別の業種なのに業務が被ってしまいどちらの領域か曖昧な状況になってしまってること。例えば、マッサージ師と整体師、柔道整復師、理学療法士、最近だと看護師なんかもそう。業種と業種の境界線の攻防、それが業際問題です」

とある政治家との話の中で教えられたことです。
業際問題、この言葉を聞いて私は政治×鍼灸zoomを開催しようと思い至りました
政治×鍼灸zoomの内容は、政治家と鍼灸師の交流の場を想定し、
政治×鍼灸が関連するテーマを軸にゲストの話を参加者が受け止めて
感想をゲストと参加者が意見交換していく双方向による対話をオンライン環境である zoomで行うイベントです。

第三回で使われたタイムテーブルです

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既に三回開催していますが今後も続けて開催していくつもりです。
実際に参加された方の意見として

このような感想をいただいております。
特に2回目に関しては、1回目の時のご意見で多かった鍼灸業界団体(業団)の活動に関してのクエスチョンを受け止めまして政治家の参加を見送り、日本鍼灸師会と全日本鍼灸マッサージ師会、両団体に所属している会員をゲストに両会の違いや業団の意義を皆さんと一緒に意見をシェアいたしました。

正直、第1回の開催をする前は、政治というナイーブなテーマをストレートに扱っても話を聞いてくれる鍼灸師は多くないのでないかと考えてました。
実際、私がSNSなどで鍼灸師に対する政治への意識調査した際も、
鍼灸業界を支援してくださっている【鍼灸マッサージを考える国会議員の会】の存在を知らない鍼灸師が80%を超えていました。
それはつまり、鍼灸師は政治的な活動を行なっていないと多くの鍼灸師に思われていることに繋がります。

この状況を含めて鍼灸師に現状の政治と業団の働きを広く知ってもらう機会を込めて第1回に繋がっていくのですが、参加者の数の想定は30名いけば良い方との認識でした。
ですが、結果的に参加申し込みいただいた数は81名にも上り、実は多くの鍼灸師が政治への関心を持ち、現状を改善する気持ちは高いと知らされました。
多くの鍼灸師の参加は非常に重要です。
それは多くの人に政治×鍼灸の現状とこれからを知ってほしいだけでなく、
参加者の数によって、ゲストの政治家がその業種の熱意、下世話な言い方をすれば得票率として感じてくれるからです。
正直、キレイ事だけでは政治を語れません。
他職、我々と業際を接する専門職の団体ではもっと大規模で強力な政治努力をしています。

もちろん鍼灸業団でも上記の国会議員の会を擁していますが、
現実は直近に鍼灸業界団体が分かれてしまっている事によって問題が引き起こされ政治家への印象を下げてしまうことにも繋がっています。

ただ、鍼灸業界における問題が業界団体が悪いと考えることに同意致しません。
そして業界団体に入っていない鍼灸師を責めるつもりもありません。
お互いがどこかで行き違いをしている、ただそれだけのことです。

この政治×鍼灸zoomを続けるにあたってそう言った行き違いが解消する機会になればと思っています。
私は業団の人間ですが、業団外でこの活動を行なっています。
業団が正攻法で行う政治連盟の仕事を応援し手伝いながら、個人の有志で行う
自由な政治×鍼灸zoomによって多方面からの政治活動を展開していきます。

業団がギブアンドテイクなら政治×鍼灸zoomはシェアです
代価を与える代わりに代価を受け取るのでなく、お互いを知り共有し成長する。
それは臨床や学術、経営に秀でた人間を鍼灸師のリーダーとして送り出すのではなく、それぞれが誰かのフォロワーである自覚を持つための活動です。

国家資格があれば安泰ですか?
我々が持つ鍼師灸師あん摩マッサージ指圧師の国家資格は
今までもこれからも鍼灸師が守り続けているから存続できてるに過ぎません。

それを守ためには学ぶ必要があります。
その中で私は政治家から学べと申します。
「権利の上に眠るものは保護に値せず」
全ての働く人たちがこの法格言をもとに職域を広げる攻防を24時間365日繰り広げています。

鍼灸師だから鍼灸を考えるのではなく、鍼灸を考えるから鍼灸師なのです。

政治×鍼灸 zoomで一緒に学びませんか?

オープンチャット「政治✖︎鍼灸オープンチャット」







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