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fat-d、鍼灸師になる③

「オレは日本の鍼灸業界を牽引する鍼灸師になります」
……いやー、入学早々イキってましたね。
元ラッパーですから大言壮語をついつい吐いちゃうんです。
それでも「今日から阿修羅天というチーム作るわ。特攻はオレだから、そこんとこよろしくー」
とかもう言わないだけ成長したんです。

それじゃ、今だったなら何て言うか?
「……やれやれ、オレがやらなくちゃ
日本の鍼灸業界は終わっちまうからな」
……変わってませんね。

学生さん必見! fat-dのようになってはイケナイ!

学生生活のことをだらだら書こうと思ったんですが、
そんな事よりも今の学生さんにとって教訓となる内容の方が良いと
思ったんで、以下に羅列したいと思います

①身内に凄い鍼灸師がいるからって講師を侮らない
②授業中は寝ない
③実技の授業をフけて開いてる教室のベッドで寝ない
④施術の練習中に寝ない
⑤バイト先で暇だからと思って寝ない

.……若さは眠さなんです。

①は本当に大事なことだから肝に銘じて

これは本当にそう。
結構な数で鍼灸教員を侮る現役、学生といますが、
それは大きな間違いと私は断言します。
教員になったのも鍼灸で食えないからじゃないの?
ちゃんと両立してる先生は山ほど居ます。
そもそも教員に向いている先生はありがたい存在なんです。
鍼灸師の多くは感覚で物事を伝える人が多い中、
右も左も分からない学生に正確な技術や知識を教えて、
国家試験を受からせる。
鍼灸教員いなければ鍼灸師はいないんです!
勿論、相性が悪い教員や怠慢な教員もいるかもしれません、
それは開業鍼灸師も同じ。
授業中寝てばかりいた鍼灸師だって、開業11年で業団理事です。
鍼灸教員がいなければ、こんなにハッピーな職業に就けなかった
と感謝しています。

国試ガンバレ!!

今日はたまたま『あまし師』の国家試験。
私だって受かったんです、これを読んでる学生さんも
日頃の努力が報われますよ。
私の時代に比べて飛躍的に難しくなったと聞きます。
つまり、既に受験生の皆さんは私よりも優秀です。
卒試を通った実力を遺憾なく発揮してください。

13年前の今日の私……受かったから良いけど睡眠不足はよくないぜ。

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