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信飛トレイル準備委員会のnoteはじめます!!

皆さん、初めまして!
一般社団法人信飛トレイル準備委員会の代表理事を務めている藤江と申します。

こちらのnoteでは、中部山岳国立公園南部地域をまたいで松本と高山を結ぶ115kmのトレイル「信飛トレイル」の取り組みを紹介していきたいと思います。恐らく私のエントリーが多くなると思いますが、事務局メンバーで回して書いていきたいと思います。

あまり考えすぎると、更新ができなくなりそうなので、長い文章を書かずに更新頻度高めを目指して、気軽に進捗などを更新していきたいと思います。

2024年4月現在のトレイルのステータス

2024年4月現在、まだ信飛トレイルはオフィシャルにはオープンしておりません。今年度はプレオープン期間としてモニターツアーやイベントを企画しております。オフィシャルにオープンしていない理由は以下の通りです。

まずは地域に愛されるトレイルへ
またどこかで詳しく過去の経緯は説明しますが、2022年から松本高山Big Bridge構想プロジェクトの中にトレイルルート検討会ができ、2023年にはある程度トレイルルートが定まったものの、まだ地域との調整が続いています。トレイルルートは里山の集落を繋いで歩くところが多くあります。

Section 4 中尾〜平湯

そのため、いきなりハイカーが歩き出すと地域の方々が不安になる可能性があるからです。2024年度は地域から協力が得られるように、丁寧に地域との調整や地域向けのイベントを行う予定です。その結果、自然と地域の方も歩き、地域の方にハイカーを応援する「トレイルエンジェル」になって頂くことを目指しています。

2024年4月現在徳本峠は通行止め
信飛トレイルのSection2は新島々からウォルターウェストンが11回も通過して上高地にたどり着いた徳本峠を越えていく、Japanese Alps クラシックトレイルとなっています。しかしこのルートは2018年の豪雨災害によって大きな被害を受け登山道が崩落するなどしたため、通行止めが続いています。近年地元有志や行政などの活動により、登山道の修復が進められ、新聞報道にも出ていますが、今年度6月頃にオープンに向けて調整している状況です。6月以降通行可能になったとしてもこちらのルートは熟練者向けとなりますのでご注意ください。

安全対策及び道標整備中
飛騨側のSeciton4〜6の間は、国道沿いを通る箇所があります。通行量も多いため注意が必要であり注意看板が必要で、一部は旧道を歩く区間もあるため、道標などの設置もまだ進められておりません。これらの準備を2024年度、地域の協力を得ながら進めていきたいと考えております。

運営体制構築中
昨年、勢いで社団法人を立ち上げたところもあり(笑)、運営体制や持続可能なトレイルの運営を行なっていくための事務局の資金面などにも課題があります。2024年の1年をかけて、これらの運営面の課題を解決していきます。

ただし!!このnoteを読んでいらっしゃる方は、きっとロングトレイルがめちゃ好きな変態ハイカーたちなのではないかと思います。
実は信飛トレイルは既存のトレイルや道を結んでいるだけ(一部旧道あり)ですので、そんな方々はそんなに整備されてなくても、GPXデータさえあれば歩けてしまうのです。なので、一旦徳本峠のオープンや焼岳登山道のオープンを待ち、我々の情報をお待ちください。

また信飛トレイルはハイカーの皆さんと共に運営していきたいと考えておりますので、今後のイベントやコミュニティーにぜひ参加頂ければと思います。

現在、今年度信飛トレイルのコンセプトブックを製作するため、デザイナー&ライターを募集します!!詳しくはインスタグラムを参照ください。

次回は代表理事、私藤江の紹介をしながら、信飛トレイル誕生の背景について紹介したいと思います!お楽しみに!

公式Instagramも配信はじめてますのでぜひフォローください。
https://www.instagram.com/shinpitrail/



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