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プログラマになるのはそんなに難しくはないんですよ

Photo by Thomas Chen on Unsplash


Progateでもなんでもいいので学習し、ちょっとした仕事を受けてお金をもらいましょう。おめでとう、あなたはプログラマです。簡単でしょ?


Twitterランドに常日頃常駐しているIT戦士界隈の皆様におきましては、駆け出しエンジニアなるワードで「プログラマどうすればなれますか?」「プログラマどうすれば稼げますか?」みたいなワードがTL乱舞していることだと思います。

最近はいろんなプログラミングスクールが出てきて、資金調達なども受けてるという羽振りいいニュースも聞き及んでおります。昔は3Kみたいに言われていたいわばブラックの代名詞でしたが、いまやプログラマ目指すため安くないお金払ってスクールに通う世界線になってしまったんですね...感慨深いなぁ(´・ω・`)


さて、プログラマ。今の世の中なら比較的簡単に必要な知識を得ることができます。私がこの業界に飛び込んだ2000年代とは違い、プログラミングを学ぶためのサービスや、動画教材等、学習に必要なものはたいてい揃っています。まさに独学で使える道具がわんさかあるのが令和時代。旧時代はCS専攻するか、技術書読み込んで独学するか、触れてはやけどしそうな鉄火場現場で体力をすり減らしながらサバイブし学んでいく。これくらいしか選択肢がなかった...😇😇😇

学ぶ環境揃っている今の世。誰かに教えられるまでもなく大金を払うこともなく、独学でプログラマになるための環境は整っている。それなのにプロモーションがやたらめったら強いスクールに吸い込まれていく人々は後をたち
ません。

別にスクール通わなくてもプログラマになれる。それなのになぜ人はお金を払って学びたがるのでしょうか?

私が考えるに、プロの視点から見た効率のよい学び方や、マインド、その他ノウハウを得るためにお金を払うなら理解はできるんですよね。初学者だと環境構築が最初の壁になろう。全く知識がない状態での環境構築。めちゃくちゃキツいと思います。そういう初学者殺しポイントをプロが教えてくれる環境。そういうものがスクールというものにいっぱい詰まっているのでしょう。スポーツのプロコーチみたいなもんですよね。


価値のあるプログラマになるために必要なもの。知識も大事ですがそれ以上に大切なこと。それは「プログラミング自体を好きになれるか?」これに尽きます。ほんとうに。好きなことに全力を尽くせる人間は強い。好きこそものの上手なれとよくいったもので、好きだから長く続けられる。好きだから苦しい時期があっても乗り越えられる。そういう気持ちがないと伸びていかない。

IT業界。技術の進歩が異常にはやい業界です。流行った技術が数年でレガシーと言われてしまう業界なんてそうそうないですよ。その中で「好き」というエンジンがない状態でプログラミング目指そうとしている人は、とっても無謀に見える(´・ω・`)金銭的なものや、ライフワークバランス的なものを求めて来る人は特にそう、特に。やめろ!君たちの望んでいるものはここにはない。あるのは技術大好きなおじさんたちが楽しく手斧を投げ合うパラダイスだけなんだ!!!

技術そのものが「好き」って人。もっといっぱい集まって欲しいなぁ。。。

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