しのやまさん

大学生。なんでも批判的に検討していきます。教育や人権など、根本的なところに関心があります。

しのやまさん

大学生。なんでも批判的に検討していきます。教育や人権など、根本的なところに関心があります。

マガジン

最近の記事

正しい価値観とは―既得権益の観点から

カッコつけたタイトルをつけてしまいましたが、今回はこのテーマで少し書きます。たぶん続編も書きます。 身近なところによくわからないけどある価値観が浸透しているとか、そういう疑問を持ったことはあるでしょうか。男性が女性にご飯代を多く出す。そういうのも一つの例になるでしょう。 今の例で言えば、特に男性が支払う合理的根拠はないように思われます。少なくとも男女平等という倫理的観念の上では。昔は家父長制であり、男女平等でもなく、男が女を養う構図にあった。そのため男が女にいろいろと奢っ

    • グローバル人材とは

      グローバルに活躍できる人間とは、どのような性質を持った人間だろうか? 英語を話すことのできる人間? 誰とでもコミュニケーションができる人間? 海外事情を知り尽くしている人間? もっと大雑把に、アクティブに活動できる人間だろうか? これらはどれもグローバル人材としての条件となるものだろう。実際、国際公用語である英語を話せなければ、海外の人とコミュニケーションをとるには難しい(もちろん、AIが発達して自動瞬間翻訳機ができれば話は別だが)。アクティブな活動も必要だろう。 しか

      • 第一印象は大事だというのが通説だと思うのですが、それってどういうことですか?っていう文章を書いてみようと思います。

        • 私たちは理想が高い!?

          本日は2018年8月12日です。初投稿ですが、少し前に書き溜めたものを。 さて、本日は【私たちは理想が高い!?】と題して書きたいと思います。テーマは、教育とは少し離れます。 皆さんは「理想が高い」という表現をいつ使うでしょうか。よくTwitterなんかでは、結婚相手を選ぶときなどに使われているでしょうか。「○○歳なのにまだそんな条件で探しているの!?」とか「そんな容姿なのにそんなかっこいい(かわいい)相手を探しているの!?」とか皮肉のような感じですかね。私なんかは、後者な

        マガジン

        • しのやま現代社会論考
          3本

        記事

          シティズンシップ教育の課題はそれこそたくさんあるんだろうけど、自分の一番語りたい課題と学問分野とのバランスがいまいちとりづらい

          シティズンシップ教育の課題はそれこそたくさんあるんだろうけど、自分の一番語りたい課題と学問分野とのバランスがいまいちとりづらい

          (承前)「理解」というのを因果関係の納得と見たとき、その人自身の因果のネットワークのどこに「理解」の対象が位置づけされるのかが問題となるわけですが、そのとき「価値観的把握」をするとネットワークに位置付けられないので。むしろ全く共役不可能なネットワークを形成している可能性もある。

          (承前)「理解」というのを因果関係の納得と見たとき、その人自身の因果のネットワークのどこに「理解」の対象が位置づけされるのかが問題となるわけですが、そのとき「価値観的把握」をするとネットワークに位置付けられないので。むしろ全く共役不可能なネットワークを形成している可能性もある。

          昨晩の投稿の件ですが、人とのコミュニケーションにおいてなかなか厄介な障壁を生んでいる気がするんですよね。こちらの言っていることを「理解した」のが前提で次の相手の発言へとつながっていくところが、本当は「記憶した」くらいでしかないんですから。

          昨晩の投稿の件ですが、人とのコミュニケーションにおいてなかなか厄介な障壁を生んでいる気がするんですよね。こちらの言っていることを「理解した」のが前提で次の相手の発言へとつながっていくところが、本当は「記憶した」くらいでしかないんですから。

          人が物事の関連性(論理関係も含め)を理解するときには、大きく分けて論理的把握と価値観的把握の二つのやり方があるように思う。前者が望ましい。後者は例えば「AはBだ」という関係性を無批判的に覚えるやり方。

          人が物事の関連性(論理関係も含め)を理解するときには、大きく分けて論理的把握と価値観的把握の二つのやり方があるように思う。前者が望ましい。後者は例えば「AはBだ」という関係性を無批判的に覚えるやり方。