【続】写真がうまい、ということ。
こんにちは、写真練習家の篠山です📷
東日本橋に滞在しています🏩
さて、少し前になりますが、この記事を投稿しました:
キーワードの関係かと思いますが、私の記事にしては多くの方に読んでいただけたようですので…
二匹目のどじょうを狙って、続編といいますか、また思うところを書いてみようと思います💡
繰り返しになりますが、私自身が自分のことを写真がうまいなどとは思っていません💦
アマチュアとしてまあ下手ではない、と、それくらいなのかなという感覚です。
一方で、前回も書きました通り、プロの先生方に「写真がうまい」と評されたりしますし、アマチュアの知り合いにそのような事を言われたりすることもあります。
うーん。
うーん、悩ましいぞう🐘←
いったい、「写真がうまい」とはどのようなことを指しているのでしょう?
前回は、
(自分の写真を改善していくための)土台ができている
構図がよい
みたいなことがあるのかな(プロの方と話をして出てきた項目)ということを書きました。
いずれも抽象的でよく分かりませんね笑
先日写真仲間の某氏に、
と言われました。
素行の悪さ(飲み過ぎ、飲んで変なこと言ったり、したり)を指してのことですが、、
まあ誉め言葉だと受け取っています←
その時は酔っていたので、何をもって写真がうまいと言うのか、などと追及することはできませんでした💦
次に会った時は根掘り葉掘り聞いてみようと思います🙃
ということで、客観的なことは何一つ正確に言えませんので💦
自分が写真を撮る際、あるいは編集する際、に気にしていることをつらつらと書いてみようと思います。
それらもこれまで様々な場所で言ってきていることではあるのですが、この「写真がうまい、ということ。」という記事の中でまとめることは一定の意味があるでしょう。
まずはやはり構図です。
ざっくり書くと上記のようなことで、誰しもそうなのだと思っています。
ですよね?
特別なことは何もしていないつもりです。
構図に絡めて言えば、人物撮影の場合、モデルさんに指示を出して、
ようなことはします💡
ただし、同じ構図(シーン)で10分も20分も、100枚も200枚も撮るようなことはしません。
そんなのモデルさんも苦痛ですし、一発で決めたいですし、仮に決まっていなかったとしてもサクサクと構図やシーンを変えてバリエーション高く撮っていきたいのです。
構図に関して、三分割法だの黄金比だの、私は写真も絵画も習ったことがありませんので、そのようなメソッドは何も知りません。
知ろうとしたこともありません笑
全て、「自分がしっくり来る」ようにやっているだけなのです💦
次に気にするのは色味でしょうか。
モノクロの場合は濃淡?
しています。
「調整しています」と書きましたが、それは現像時だけの話ではなく、、
撮影時や撮影前にも意識することはあります。
です。
次は…光と影の具合でしょうか。
これは色味や濃淡にも関係しますので、正確にはそれらと同時に頭の中で処理しています🧠
としか書きようがありませんが笑
上の写真はちょっと中央上部のハイライトが強過ぎかつ大き過ぎですね💦
次は、、
これは、しばしば雑にしてしまうことなのですが、
したりします。
これを怠って失敗カットを撮ってしまうことは ままあります💧
上の2枚の写真は、手前に置いてもらった手が大き過ぎ、そしてぼかし過ぎですね💦
50mmで撮っていて、そんなに(お顔と)距離が違ったわけでもなかったのですが…
光や構図を意識するがあまり、あおり過ぎた(その結果距離の差が大きくなった)のかもしれません💡
続いて少し細かい話をします。
構図を決める際や現像/レタッチをする際に気を付けていることが実はもう一つありまして、、
きっと誰しも意識されていると思いますし、とても重要なことだと思うのですが…
です。
なんのこっちゃ?笑
要は見る人の目線をブレさせるようなものを構図の中に残さない、ということです。
なんのこっちゃ?笑
色々あり過ぎて例を挙げ辛いのですが、、
例えば構図の端の方に何か(反射で)光る石があったりですとか、葉っぱが1枚ピロっと見えていたりですとか笑
部屋の天井と壁の境界の線が構図の隅に少し見えていて、その(構図の中における)割合が気持ち悪いですとか💦
そういったものを無くすようにするのです。
一言で書くと、
となりますでしょうか。
続いて、もっと根本的なことを書きましょう。
そもそものロケ地選びや、人物撮影におけるモデルさん選びに関してです。
まず、当然ですが、
です。
当たり前じゃないかと思われるでしょうが、それが記念撮影や記録撮影でない限り、これをどれくらい追求するかがアウトプット、すなわち自分の作風そのものに大きく影響してくると考えます。
そして人物撮影においても当然、
です。
作風とかテーマに関係なく、自分の好みのモデルさんを選べばよいじゃないかって?
それ本気で言っていますか?笑
…まあ言わないですよね💦
もちろん、衣装やメイク、それらを含めたモデルさんの技量によって撮り手の作風やテーマに寄せることは可能だと思います。
ある程度は。
でもどこか微妙に違和感を感じたり、なにかしらの破綻があるはずなのです。
ですので私は、違和感や破綻を特に意識してではありませんが、自分のアウトプットのイメージに合うモデルさんを選ぶようにしています。
もちろん、それに加えてテーマに寄せて衣装やメイクを調整したりはありますが、あくまでもモデルさんのイメージが合っていることが前提となります。
それを外して衣装やメイクで寄せてしまうのは、質の悪いコスプレです(失礼)。
私はもともとコスプレが大嫌いですので笑、自らそのような方向に振ることは絶対にありません💦
まあ、そもそも私は極めて特殊な(作り込んだ)世界観の写真を撮るようなタイプではありませんので、基本的に自分の好みのモデルさんを選べば自然と作風やテーマに合うはずではあります💧
例えば、 #JuicyFruits展 の私の展示で すごくゴージャスなボディ(←)をした大人びたセクシー女子がモデルだったら違和感ありますよね💦
その場合テーマには合うのかもしれませんが、私の作風にはなりません。
ところでその私の作風とは何なのでしょうね💧
自分では何となく、ノスタルジックで儚い感じ、を常に狙っているつもりではあるのですが…
ゴージャスなボディ(←)でセクシーな女子だとノスタルジックで儚い感じにはならないですよねぇ。
まだ言うか笑
そう、逆の言い方をすれば分かりやすいかもしれません💡
私は逆に、
のです💡
これは当然だと思っていまして、それを無視するともうコスプレですよね笑
モデルさんに合ったテーマ(ストーリー)を用意したり、モデルさんに合った衣装を用意したりした結果が逆に自分の作風や撮りたいテーマから外れるのではないか?
そんな心配があるかもしれません。
いえいえ、大丈夫、
そもそも最初に自分の作風や(大きな意味での)テーマに合ったモデルさんを選んでいますので、モデルさんに合わせて何かをしても それはもはや誤差なのです💦
無理やり感はありますが笑、大丈夫なものは大丈夫なのです💦
逆に自分のイメージに合わないモデルさんを選んで、そのモデルさんに合わない(自分のイメージの押し付けの)衣装を着けてもらったら、それは確実にコスプレですし、
そのモデルさんに合った衣装を選んでしまったら、コスプレにはならないかもしれませんが、自分のイメージからは外れるはずです。
と、逆説で説明したら分かりやすかったですよね👍
さて、この記事を書いているうちに実は日が経っていまして💦
先の「写真仲間の某氏」に会う機会があったのです。
それでずばり聞きました。
「写真がうまい」とは一体どういうことを指しているのかと。
まず最初に、私のことを「これで写真がうまいんだから、、」と言ったのは、
もちろんその場にいた人のことは全員写真がうまいと思っている
ただ、その中でひと際挙動が目立っていたので言った笑
とのことでした💦
すいません、でも誉め言葉だと思っています笑←
そして写真がうまいというのは、やはり一言でいうと「安心して見ていられる」ことを指して言っている(感じている)のだそうです。
おそらく、ここはこうしたら良いのにと感じたりとか、何か違和感を感じたりとか、そういうことが無い(少ない)写真を撮ってアウトプットしていること、特に気になることが無く、その人の作風だと素直に受け入れられること、そんなことなのでしょう。
いやー、すっきりしました(そう?)
最後に繰り返し書いておきますが、、
私は自分のことを写真がうまいなどとは1ミリも思っていませんし、そういう思い(思い上がり)が行動や態度に出てしまっている人は苦手です💦
📷
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