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出会い

皆さんこんにちは。
今回は僕のサッカーとの出会いについて書いてこうと思います。

僕がサッカーを始めたのが小学2年生の時なのですが、サッカーを始める前は父の影響で野球をやっていました。実は僕の父は甲子園球児なんです。茨城県にある高校で甲子園に出場しました。その影響もあり、幼稚園児の時からバットを持っていて毎日のように父に教えてもらっていました。
僕は右利きなので右投げ右打ちのはずなんですが、父がイチロー選手が好きだったことから、イチロー選手と同じ右投げ左打ちに矯正させられました。そのくらい父は本気で教えてくれていましたし、僕もプロ野球選手になりたいと思っていました。今でも野球をやる時はしっかり右投げ左打ちです⚾️


ではなぜ、こんなに真剣に野球をやっていた僕がサッカーを始めることになったのか。
サッカーとの出会いは突然でした。
小学2年生になった時、同じクラスにサッカークラブに入っている友達がいました。同じクラスになってからすぐに仲良くなり、彼から「昼休みにサッカーをやろうよ」と誘われました。僕はずっと野球をやっているし、サッカーなんてどうやってやるのという感じでした。
昼休みの時間はたったの20分、サッカーを好きになるのは一瞬でした。全然ボールは思ったところに蹴れないし上手くいかなかったけど、その20分が本当に楽しくて、「サッカーがしたい」とそこで初めて思いました。


家に帰りすぐに親にサッカーがしたいと言ったのを覚えています。きっと父はすごくショックだったと思いますが、サッカーを始めることに反対はしませんでした。サッカーを始めて最初は全く興味を示さなかった父が徐々に応援してくれるようになり、今では茨城から沼津まで1人で試合を見にきてくれるくらいになりました。毎回沼津に来るのを楽しみにしてくれているので、少しでも親孝行できているのかなと、改めてサッカーを始めて良かったなと思っています。

サッカーに出会うことができなければ今までの人生がなかったと思うと、少し怖くなるし、サッカーに出会わせてくれた友達には本当に感謝しています。もちろん今までのサッカー人生において全てが順風満帆ではありませんでした。試合に出れない、結果が出ない、上手くならない、小さな怪我から大きな怪我、手術、もしかすると良い思い出よりも悪い思い出の方が多かったかもしれません。

現状、僕は約9ヶ月試合から離れてしまっています。長いサッカー人生でこんな経験はなかったし、あるとも思っていませんでした。何よりリハビリはきつかったし、正直チームの試合を見ていることしかできないことが1番しんどかったです。それでもこの9ヶ月間でサッカーを嫌いになることは絶対になかったし、必ずまたピッチに戻るんだと強い気持ちを持っています。
人生と同じでなんでも順調にいくわけないし、立ち止まってしまうこともありますが、前を向いて次の一歩を踏み出すことが大事だと思っています。どれだけ時間がかかってしまっても、ピッチに戻るその日を目標に頑張っていきます。

2021シーズン Jリーグデビュー戦

今の自分があるのは間違いなくサッカーのおかげだし、サッカーで出会えた人たちのおかげで考え方が変わりました。もし、あのまま野球をやっていたらどうなっていたのか気になりますが、サッカーに出会えた今の人生が最高すぎるので、この人生を選択できて良かったなと思います。

サッカーに出会えてもう19年。
サッカーにありがとう。


                  篠﨑 輝和

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