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ドイツで夢を叶えた親日タイガール
今回は、タイのバンコクから。
といっても、いつものごとく、日本のマイルームから、会ったこともない現地のトモダチとSNSで話したことをシェアしていきます。
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🟥その名は Tarn
言語交換アプリでTarnと知り合ったのは3年以上前。彼女がまだ生体医工学を学ぶ大学生の頃でした。
食べることが大好きな彼女。普段は、お洒落なカフェ、映えるスイーツやタピオカミルクティー、自作のケーキや料理をInstagramのストーリーズにせっせとアップしています。
牛乳アレルギーなのにたまにどうしても乳製品が食べたくなり、食べて体調崩してはお母さんに叱られて...子供か!
日本のことも大好きで、餃子、ラーメン、焼きそば、とんかつ、コロッケなどの日本食も好んで料理しては投稿。ジブリアニメやポケモンを溺愛しており、トトロやミズゴロウのぬいぐるみを持っています。
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美的センスも優れていて、すごく繊細でユニークなイラストを描けます。よく友達の似顔絵を描いて喜ばせているみたい。ボクのも描いて手紙と一緒に送ってくれました。
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まだまだ子供っぽさの残るTarnですが、実は裏の顔が。プログラミングが得意でハッカソン※で入賞したこともあり、リーダシップ溢れるキレ者でもあるんです。一度ならず数回受賞してたんじゃないかな。
※ハッカソンとは、ハックとマラソンを組み合わせた造語で、 プログラマーや設計者などのソフトウェア開発の関係者が、 短期間に集中的に開発作業を行うイベント
とはいえ、若さゆえの悩みも人並みに。
ボクのことをDad(微妙…笑)と呼んで慕ってくれており、長年付かず離れずの彼氏との恋愛やら、将来の進路やら色々相談に乗ってきました。といっても、ほとんどフムフムと聞いて最後は励ますという感じ。どこまで本当かわかりませんが、それで結構スッキリしてくれているようです。
また、2歳年上のお兄さんがデンマーク留学して奨学金でデータサイエンスを学んでいます。その影響で、海外に対する想いが強く、いつかは海外(日本も含む)で働きたいと常々口にしていました。
🟥タイ人のおもしろ英語
彼女と話すうち、タイ人の英語の「変てこな」癖をいくつか学びました。他の国ではまず見られない独特の特徴があります。
❶タイでは笑う時、55555と書く
これは、タイ語の発音がハハハハハだから。面白いので使いたくて、他の国の人とのチャットで世界に拡散中笑。
❷nakaとかkaを語尾につける
please的な言葉で、タイ人はこれをつけると丁寧になると信じており、頻繁に耳にします。たしかに、とてもソフトで心地の良い感じがします。
❸何度言ってもalwaysを絶対alwayと書く
これ、何でなの?と思い少し調べてみたらヒントがありました!
タイ人は「す」と「つ」音に弱いです。「ず」音に至っては発音できません。動物園を英語ではZOOと言いますが、タイ式にはスーと発音します。
🟥夢を叶えてドイツへ
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20年5月に大学卒業後、Tarnは転職をはさんでドイツ資本の大手ITメーカーのタイ法人に入社しました。
途中、日本企業への就職を検討したことがあり、面接のシミュレーションなんかやってあげたりもしましたが、企業文化が彼女の肌には合わなそうでした。やっぱ働き詰めなイメージなんですよね。実際そうだし。
で、入社まもなくコロナ禍になってしまったんですが、昨年、ドイツ本社のプロジェクトチームの人と知り合い、そのツテでついにドイツへの切符を手にしたんです。
精一杯の励ましの言葉とともに、妹を嫁に出すような感覚(いやDadだから娘か?笑)で少し寂しさすら感じてしまいました。
よく考えたら、別にこれまでだってただの一度もリアルで会ったことないし、そもそもSNSならドイツとだってつながれるんで可笑しな話ですが。僭越なんだけど、何となくこの先は「一人前になってこいよ」「遠くで見守ってるからな」的なスタンスが適しているんではと思いあまり話しかけていません。
たまにストーリーズにアップされるものを見ると、おいおいドイツまで行って何とかティーだの何たらシェークだのって、変わってないじゃん!とつっこみたくなります笑 「乳製品アレルギー」というドイツ語はちゃんと覚えたかな?
でも仲良し3人組ができたみたいで、Dadとしてはホッとしているところ。日常生活ではせっかく覚えた英語が通じるのか怪しいドイツで、大変なことだらけなはずですが、いつもの、いやそれ以上のスマイルで写っている写真を見ながら応援しています。
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