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スキル0の人でもできるモノ作りの関わり方 テキスト版
この記事は、私立VRC学園の7期生に公開した「スキル0の人でもできるモノ作りの関わり方」を文章化したものになります。
内容としては、初心者の頃に感じた「VRCにすごい人が多すぎて自分ってどうすれば?」というのをどのように向き合っていくのかといったものです。
授業の復習や、受けたかった人、そもそも私立VRC学園って何って人も読んでいただければ幸いです。
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自己紹介
東雲(しののめ)りんと言います。
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VRChatを始めたのが2022年1月になります。
学園型コミュニティ私立VRC学園6期生で、今回の授業も私立VRC学園で行ったのが元です。
ほかにはWith VRでインタビュー企画をやっていたり、メタカル最前線の方で記事を書いていたりします。
詳しく知りたい方はリンク先見ていただければ。https://note.com/shinonomerin/n/n394dd77cd003
初心者の頃に感じた悩み
自分がVRChatに入ったのは、2022年の1月。私立VRC学園の6期生になったのが2月になります。
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初心者の頃に、特に私立VRC学園に入って感じたのが「とんでもない人がいる……」のようなものでした。
その中で、「自分ってどのようなことができるのだろうか」って考えたわけです。
「気にしなくてもいいのではないか」と思う人もいると思いますが、今回は置いておきます。そもそも、記事を読む時点で変えたいって思う人が多いと思ってるので……
これから伝えることは、自分の経験や聞いたことをベースにどのようにすれば、スキル0の人でもできる方法を3つ紹介していきます。
身近な人に喜ぶ姿を目標にしてみる
VRChat以前にSNSが普及している今だと、創作をすると上が見えてしまいます。
上が見えてしまって、モチベーションが失ってしまう、やる意味があるのだろうかと考えるわけです。
その状況に対処する方法として、「身近な人に喜ぶ姿を目標にしてみる」ことがあると思います。言ってしまえば、身内ネタ。
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反応がもらえないこと、周りと比較することで、辛くなると思います。反応をもらえる範囲・評価の軸を身近なところに置くことで、創作・活動の敷居下げようというわけです。
その「身近な人」ってのは、クラスメイトではないでしょうか。
私立VRC学園の授業ということもあり、クラスメイトを提案しましたが、実際はフレンドさんもいいと思います。
(その後授業では、やってみたいことをテーマにグループワークを挟みました)
誰かと一緒に作ってみる
1つ目の方法が、1人で作る方法でしたが、誰かと一緒に活動する方法もあります。
まずは、誰かと活動する計画を参加するなり、立ち上げる必要があります。その発端は、VRChatの何気ない会話や、Twitterです。
VRChatの人やコミュニティの特徴と考えているのですが、VRChatの人たちは、言い出しっぺの法則やDo Itの精神が働いていると思います。
VRChatのアイドルユニットだったり、自分の所属しているWith VRもTwitterの一言から始まったので、根付いていると思います。
それに、できる人の評価をBlenderや、Unityができると考えていますか?考えているとしたら、できることの解釈を幅を広げてみましょう。
誰かと活動をする上では、必要な役割は増えてきます。意見の集約やスケジュールの調整、人員の確保などと色々必要になります。
必要とされるスキルの軸が様々になり、その中で自分ができることが見つかるのではないでしょうか?
また、誰かと活動すると、できることとできないことの判断材料になると思います。
調べれば見つかるじゃないですか?って思うかもしれないのですが、例えばVRChat、Unity、Blenderといったものは変更・更新されています。
そうなると、わかる人に聞くというのが有効な手段になります。さらに言えば、解決しようとして試行錯誤するのは、より情報量が増えると考えています。
前例のない中で物事に取り組む上では、結果だけではなく、過程もどのようにやったのかのも重要です。
当たり前ですけども、人の努力を自分の力だと勘違いするのは違いますからね。そもそも、そんなことしたら距離置かれると思います。
ただ、1人では見えてこないものがあるじゃないかと思います。
動画制作だと、度々名前が出ているWith VRがお手伝いできるかもなので知りたい方はリンク先を見ていただければと思います。
楽しいという姿はコンテンツと自分にとってもプラスになる
3つ目は、良かったコンテンツには面白かった、よかったと発信することです。
何かを作る以上、完全に「自分のために」と割り切れるならばいざしらず、誰かも反応しないのは辛いものです。
反応しないことを避けるためにも、VRChatに限らず、世の中のコンテンツはは、広報に気合い入れています。
広報は届かないと、「行ってみたかった」「参加してみたかった」といった悲しみを生むことは避けたいです。
活動を手助けるという目的で、自分の好き・感想を発信することを提案します。
感想を発信するとなると「うまい文章を書かねば」と考える人もいるかもしれません。
そんな人は、感想を発信することの目的を再認識してみませんか?
まず、作る側にとっては感想を出すだけで価値があります。1つだけ条件があるとすれば、作っている人たちに伝わるようにするぐらいです。
それでも、じゃあバズったほうが良くないか?って思うかもしれません。
ですが、感想を出すことのメリットは発信する側にとっても価値があります。
そのメリットは、あなたの好き・感想を出すことで、他の人がこれも好きかもしれないと別の話題に弾む可能性があるということです。
例えば、「このイベントが面白かった」という感想を出すと「一緒に行ってみたい」といった反応がもらえるかもしれない。もらえずとも、他の人から見れば、どのようなのが好きなのかと認識するきっかけになります。
好きを発信することで、ポジティブな環境を作るのは、他の誰もできない自分だけができることです。
やりたいことの判断材料
ここまでの紹介してきたのは、やりたいことがはっきりしている前提のものだと思います。ここからは、そもそもやりたいことをはっきりしない場合の判断材料について話していきます。
当たり前ですが、そんなのそもそもいるのか!?って思ったら、飛ばしていいと思います。
判断材料と言いますが、判断をする理由から話していきます。
創作活動・イベント運営その他もろもろ、一回で完結するわけではありません。楽しいから続けたいという意味でも、上手く行かずもう一度取り組むという意味でもです。
繰り返しやっていくと、やりたくない作業が生まれます。このやりたくない作業というのをどうやって乗り越えるかを軸にやりたいことを選んでみませんかという提案です。
アプローチとして、好きで乗り越えるか、得意で乗り越えるか2つあります。
好きベース
好きなもので乗り越えるのは、やりたくない作業を「好きな作業がその先にあるから」などの気持ちで乗り越えていく方法です。
気持ちで乗り越えていくと書いてる通り、精神論が強めです。苦痛を減らす行為を否定するわけではないです。それでも、好きだからこそたどり着ける領域というのはあると考えています。
得意ベース
得意なもので乗り越えるのは、やりたくない作業を「そこまで苦ではない」にしてしまう方法です。
まず発想が、任天堂元社長岩田聡さんの言葉になります。
要するに,「自分の好きなことと嫌いなこと――もっと言えば,自分がやりたいこととやりたくないこと――を,自分が得意なことと得意じゃないこととイコールだ」と思い込んでる人が多いです。本当は,それってかなりズレてるのに。
川上氏:
ああ,ズレてますよね。
岩田氏:
好きじゃないけど得意なこともありますし,好きだけど,実はあんまり得意じゃないよっていうことも結構あって。だから,仕事というのは「得意なこと」をやった方がいいんです。好きだけど得意じゃないことに溺れると,仕事っておかしくなることが多いんです。
4Gamer:
好きだけど得意じゃないこと,ですか。でも,自分でそれを見分けるにはどうすればいいんだろう。
岩田氏:
自分の労力の割に周りの人がすごくありがたがってくれたり,喜んでくれたりすることってあるじゃないですか。要するにね,「それがその人の得意な仕事なんだ」って話で。逆に,自分的にはすごい努力して,達成感もたっぷりあるのに,周りからは「はあ?」みたいに思われることもあって。それはね,本人が好きだったとしても,実は不得意なことかもしれないんですよ。
何度も繰り返していくならば、負担を減らすのがいいのではないでしょうか。
じゃあ、負担を減らすってどのような定義なのか。
自分がやってみて、案外苦痛ではなく、相手から褒められることが負担の少ないことだと思います。
自分にとっては、文章を書くことにあたります。
昔から、キーボードに文字を打つことは苦ではないと考えていました。きっかけになったのが、私立VRC学園の6期生卒業後に書いた記事です。
この記事で感謝されることや、授業を受けた生徒の中で参考になったという声を聞きました。その中で、自分にとっては、「書くことが得意なことでは?」と考えて、バーチャルライターとして記事を書いています。
まだまだ実力はないですけどもね。多くの人にとって魅力的であるようにありたいと思ってます。
終わりに
持論なのですが、人はできると確信すると世界の見え方が変わると思っています。
例えば、私がVRChatに入って、Blenderを触りだした時に変化がありました。
これまでに身の回りにあったものが、3D モデルで作るならばどうやってつくるのだろうか?といった視点を持つようになったのです。
VRChatは、作ることに肯定的な人が多いです。いわゆるアーリーアダプターが多いからかもしれませんが、それでもコミュニティ全体の雰囲気が肯定する暖かさがあります。
最後に、VRChatでアバターをアップロードする時に使ったSDK覚えていますか?
SDKというのは、開発者ツールです。もうすでにあなたは開発者のスキルは持っています。スキル0ではなかったのです。
これからも頑張っていきましょう。私も微力ながらお手伝いできるかもしれないので、よければ声掛けてくれたら嬉しいです。
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