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Mリーグ全9チーム 応援し易さランキング

Mリーグ2023-24シーズンはパイレーツがスローガン通り圧倒的な強さを見せ2度目の優勝を果たし幕を閉じました。
今回はそんな麻雀Mリーグ全9チームをファンになった時どれだけ応援がし易いかという視点でランク付けしてみようと思います。
評価方法は完全に主観ですが、どれだけ安心して見ていられるか、
安定感があることに主眼を置き、過去のチーム状態、Youtubeの活動状況や控室の雰囲気などを加味して評価させていただきました。


・Sランク

1位

KADOKAWAサクラナイツ

優勝1回
レギュラーシーズン敗退なし

1位は抜群の安定感を誇るサクラナイツです。
Mリーグ2年目から加入したチームで
2021-22シーズン以外はすべてファイナルまで進出しています。
サクラナイツの特筆する点はその強さだけではなく、
選手同士の仲が良く控室の雰囲気も非常に和やかな事です。
(勿論どのチームも仲は良いのですが、
サクラナイツは特に明るいチームだと思います。)
またYoutubeに非常に力を入れているのが特徴で、
オフシーズンにもチーム内で試合を組んで配信したり
他チームの選手を呼んで麻雀をする企画があるなど
ファンを飽きさせません。

余談ですがサクラナイツ渋川選手のこちらの動画は
世界一わかり易い点数計算解説だと思います。
まだ点数計算が出来ないという麻雀ファンの方には是非見ていただきたい素晴らしい内容です。

2位

渋谷ABEMAS

優勝1回
レギュラーシーズン敗退なし

圧倒的な成績を誇るMリーグの主人公、ダークヒーロー?チームです。
今期2023-24シーズンではチーム初のセミファイナル敗退となりました。
麻雀については言う事なし、抜群の安定感です。
また2年目に日向選手が加入して以降チームメンバーの入れ替えが無く
選手間の絆が一番強いチームとも言えるでしょう。
各選手個人のYoutubeチャンネルはありますが、
チームとしてのチャンネル可動はかなり少なめということで
サクラナイツに次ぐ2位とさせていただきました。

・Aランク

3位

U-NEXT Pirates

優勝2回
Mリーグ唯一の複数回優勝チーム

今期2度目の優勝を決めたことにより
文句なしの現最強チームと言えるでしょう。
しかし、2019-20シーズンの初優勝以降
不幸と悲劇に見舞われたのもパイレーツでした。
優勝の翌シーズンに選手入替レギュレーションが登場し、
その規定に初めて抵触したのがパイレーツです。
21-22シーズンではレギュラーを1位で通過するも
セミファイナルでまさかの失速、
石橋、朝倉選手が入れ替えになるという辛い結末を迎えてしまいました。
一時期はリーダーの小林選手に頼り切りの状態になるなど苦しい場面も多く、順風満帆な航海とは言い難い過去があります。
2022年加入の優、仲林選手は現役最強格の麻雀プロであり、
加入初年度こそ思ったような結果を残せませんでしたが、
今期の優勝は当然の結果とも言えるかもしれません。
Youtubeチャンネルの可動は比較的多めですが内容はパイレーツらしくかなり真面目で、監督を含めたチーム全員で定期的な牌譜検討を行っているのはパイレーツだけでしょう。

そんなパイレーツですがオススメの動画はこちら
初々しいMリーガーの姿を見る事が出来ます。

・Bランク

4位

KONAMI麻雀格闘倶楽部

優勝0回
サポーター数NO.1

美男美女で構成された人気チームでビジュアルは圧倒的、
サポーター数も初年度より一番多いチームです。
毎年惜しいところまで行くのですが、勝ちきれず優勝を逃しています。
ファイトクラブはチームカラーから爆発力のあるイメージですが、
実は逆で安定感があり、手堅い成績を残すチームです。
伊達選手の加入で少し変わったようですが、高宮選手は天然キャラ、男性陣はクールなので控室の雰囲気は落ち着いた印象です。
過去、前原、藤崎選手2名の退団がありましたが、
ベテラン選手という事もあり悲壮感があまり無く勇退というイメージでした。
良い意味で全体的に落ち着いているチームです。

5位

EX風林火山

優勝1回

Mリーグで一番過小評価されているチームだと思います。
連盟所属の選手を中心に構成されたチームであり、スキャンダルがあったり、少し遺恨が残る形で選手が退団するという過去があるせいなのか
批判的に見ている人が多い印象があります。
風林火山はMリーグで一番ミラクルを起こすチームです。
イメージとは逆で爆発力があります。
また2019-20シーズン以外はセミファイナルまで勝ち上がっています。
エースでありオールラウンダーの勝又選手、守備派で手堅い成績を残す亜樹、松ヶ瀬選手、そして爆発力のある瑠美選手とバランスが良いチーム構成なのですが浮き沈みが激しくヒヤヒヤする場面も多いチームです。
Youtubeの公式チャンネルの更新頻度は少なめですが、
個人チャンネルはるみあきchanねるの登録者数が10万人を超え、
松ヶ瀬選手のチャンネルは料理動画がプロ並で、
他のMリーガーや麻雀プロを呼んでの生配信を定期的に行っており見応えがあります。

・Cランク

6位

赤坂ドリブンズ

優勝1回

ドリブンズはMリーグ初年度優勝チームで、
エンタメ色の強いMリーグにおいて麻雀ガチ勢のおじさんだけで構成された異色のチームでした。
Mリーグでは一番の不幸が降りかかったチームともいえます。
優勝翌年の2年目以降苦しい状況が続き思うような成績が残せませんでした。
20-21シーズンまで孤軍奮闘していた村上選手が22-23シーズンから大きく調子を落とし、不幸としかいえない放銃を連発した挙句連続での箱ラスを記録するなど見ていて本当に苦しい場面が多い印象があります。
園田、たろう選手も本来の実力を思うように発揮できない事が多く、応援する側には根気のいる試合が多いです。
監督が時折炎上し特に選手起用について疑問を持たれる事が多く、
男性陣3人が調子を落とす中、1人プラスの成績を残していた丸山選手の起用を渋ったり、苦しい状況が続く選手を頑なに出し続けるなどファンにとっては少々腑に落ちない采配が目立ちました。
23-24シーズンからは選手2名が入れ替えとなり、新規加入の太選手は初年度からチームの主軸を担う頼もしい活躍を見せています。
Youtubeでは良く控室配信を行っており、ファンが熱いイメージがあるのがドリブンズです。

・Dランク

7位

セガサミーフェニックス

優勝0回
準優勝2回

Mリーグ唯一女子選手3名で構成されたチームです。
過去に二度、ファイナル最終戦までもつれた争いを繰り広げながら
あと一歩優勝に届かなかったという悔しい思いをしたのがフェニックスです。
また、非常に浮き沈みの激しいチームであり、準優勝をした翌年は必ず最下位に沈んでしまうというジンクスを抱えています。
直近の2シーズンは連続でリーグ最下位という苦しい状況が続いています。
23-24シーズンはフェニックス唯一の男性選手であり、
非常に人気の高かった近藤選手が体調不良から退団し
代わりに加入した醍醐選手も思うように活躍出来ないなどファンにとっては
歯がゆい一年となってしまいました。
来期入替レギュレーションに抵触するチームの一つです。

8位

BEAST Japanext

優勝0回

2023-24シーズン新規加入チームです。
サクラナイツ以来4年ぶりの新規チームになります。
加入初年度となった今シーズンは厳しい展開が続き非常に苦しい1年でした。
今期ビーストはレギュラー敗退となったため、
加入2年目で選手入替のレギュレーションに抵触することとなり、
来季も緊張感が抜けない状況が続きます。
新規チームにレギュレーションが適用された場合、必ず2年で退団を余儀なくされる選手が発生するというのは悲劇的です。
チームリーダーであり安定感が求められた猿川選手が序盤思うように活躍出来ず、大介選手の爆発力が発揮される場面も限定されてしまった為、
来季以降はポイントを大量に稼ぎ主軸を担う選手が登場することに期待したいです。
新規チームということもあり控室の様子はまだまだ初々しさが残っていて
来年以降更に打ち解けてゆくと思うので猶更同じメンバーで活躍し続けて欲しいと思います。

・Zランク

9位

TEAM RAIDEN/雷電

優勝0回

圧倒的最下位はチーム雷電です。
始めに言いたいのはMリーグで一番ファンの絆が強いのは雷電だということです。ファンの熱量が圧倒的に高いチームです。
すべての年を通じて厳しい状況に置かれていることが多く、
雷電を応援する人間には非常にタフな精神力が求められることでしょう。
21-22シーズンでは通算成績がマイナス1000ポイントを超えるなど不名誉な記録も打ち立ててしまいました。
雷電は中々成績が上向くことは無くともレギュレーションが登場した翌年に本田選手が加入、その翌年には初のファイナル進出を果たしたことで、
今まで選手の入れ替えをせずに同じメンバーで戦っている数少ないチームになりました。
雷電といえばお馴染みの4人という印象が非常に強いです。
一番ポイントを稼いでいる黒沢選手がMリーガー一変則的な打ち筋の雀士であり、他のチームと違って主軸になる選手が定まっていません。
なんにせよ勝っても負けても注目を浴び続けているのが雷電です。
雷電のファンになることは忍耐力も求められますが、それと同時に他のチームでは味わえない喜びも感じられることでしょう。

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