木枯らしと踊る髪の毛を抑える。
セットが崩れることにげんなりしながら、寒空の下を歩く。身体が冷えていくの感じながら進む道はまるで私の人生のように感じるのは、気のせいか。
胸の中渦巻く底知れぬ不安が、馬鹿らしいことを考えさせるのかも知れない。
家路へ向かう歩みを少し早める。

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