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「上手い絵を描く」だけならどんなズルみたいなことしたって良いんだよ(自論)

私は「それなりに上手くて可愛い絵を描ければ良い」と思いながら毎回絵を描いている。商業として絵を描いていらっしゃる方や、コミケで壁サーになるようなレベルの、超上手い絵を描く(描けるようになる)つもりは更々無い。そんな低い心意気の私だが、なんだかんだ半年近く絵を描き続けていられることには、もちろん理由がある。

実は絵を描くのがすっごく楽になるズルをしているのだ!今回はその絵を描くのが楽になるズルの仕方について書いていく。ただ、気をつけて欲しいのは、決して「絵が上手くなるためのズル」では無いのだ。「絵が上手くなる方法を知りたい!」という高い志を持つ素晴らしい絵師さんは、残念だがこの記事にあなたが求めている情報はない。どうぞこんな記事読んでないで練習してみてはいかがだろうか。また、「手取り早く絵が上手くなりたい」とか思っている私と同等に心意気の低い方はぜひ最後まで読んで行って欲しい。ちょっとは役立つはずだ。さあ、推しを(比較的)楽に可愛く・カッコよく描くための方法を見ていこう!

遠慮なくツールを使おう

さて、今回紹介するのは「easyposer」というアプリだ。iOS版もAndroid版も存在している様だ(適当)。詳しいことは公式Twitterをどうぞ。
このアプリは3Dモデルを自由に動かしてポージングさせることができる。記事の見出し画像にも使ったが、下の画像はこのアプリでポージングさせたものだ。多少めり込んだりしているが、割と違和感なく自由にポーズを取らせることができる。

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もう察した方も多いと思うが、こういった3Dモデルでポーズを取らせることができるアプリがあれば、頭の中にある「こんな感じの構図の絵が描きたい!」というイメージを画力が無くともある程度の時間があれば形にすることができるのだ。こういうツールは他にもたくさんリリースされている。自分に合ったものを探すと良い。

しかもだ。形にできるということは、浮かんでいるイメージに似た様な構図の他の方の絵を探したり、パクったと言われない様に若干変えたりと言った手間や、結局手の形はちょっと違うのでなんか変な感じの絵になってしまう、なんてことは無くなるのだ。そう、スクショしたモデルの写真をお絵かきアプリに取り込んでなぞってしまえば良いのだ!!

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こちらの画像が先程のモデルの画像を私がトレースして描いた「Summer Pockets」の空門蒼ちゃんのラフだ。割と上手いだろう?(自画自賛)そりゃあそうだ、3Dモデルをなぞっているのだから、体や顔のバランスは完璧なのだ。

この方法が今回紹介するズルである。どうだろう、これを使えば自分も描けそうだという気になってきたのでは無いだろうか。

残念、もちろん欠点もある

しかし、このズルも完璧では無いのだ。そう、服とか髪型は結局自分で描かなければならないのだ。特に私が描いた蒼ちゃんは髪型が特殊というか唯一無二だ。

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ね?こんな髪型はプリセットにあるわけがない。でも可愛い。好き。愛してる。
中にはプリセットにある髪型で事足りるキャラクターもいると思うし、髪型はあまり問題ではない方もいるかもしれない。しかし、服はダメだ。このアプリには課金してもセーラー服とブレザーしかない。これでは描きたい絵も描けない。推しにはAmazonで見つけた可愛い白ワンピを着て貰いたいのだ。畜生。

結論

いかがだろうか。この方法を使えば、髪や服の描き方までは補助できないが、構図や体のバランスを完璧に描くことができる。「顔がこの向きで、手がなんかこうなってて…」と散々悩んでアタリを描いていたのが馬鹿らしくなってくるだろう。私は元からこの方法で描いてるのでそんなことしてないが。
まともな練習なんてしなくても、こういうズルをすれば、そこそこ良い感じの上手い絵が描けるのだ。上手く絵が描けなくてモチベーションを下げてしまうくらいなら、こうして多少ズルしてショートカットしても思うような絵が描ける方が楽しいし、長続きするはずだ。「最近絵を描くのが億劫になり始めたな…」と思ったらこの方法を試してみて欲しい。

次回はレイヤー分けについて、私の作品を用いてまた自論を書いていきます。ではでは。エンジョイお絵かきライフ!

喜びの涙に咽びながら推しに貢ぎます(創作の原動力になります)