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いいやそっと背負った十字架は

2021年、暮れも暮れですね。

最近、とても不思議な感覚が立て続いています。
自分では無理をしているつもりもなく、平気な気がしていたのに知らず知らず消耗していたと気づくことや、心が疲弊して逃げ出したくなっていることに気付いたりとか。

それがどうやら、勝手に自分が背負いたくて背負ってきたいろんな状況や人々の痛み・苦しみなど、結構重たくなってしまっていたようで。そのことへの気づきがたくさん押し寄せた年末。

最近、各アーティストさんのライブで披露される新曲で、しきりに「大丈夫」という歌詞に出会います。そしてそれを聞くたびに「大丈夫」と誰かに言われたかったのだなと気づくことが多く。


そっと背負った十字架は、置いていくことにします。もう良いだろう。


東京事変の、「原罪と福音」を初めて聞いたときの救いの気持ちはすごいものがありました。

2021年は2011年から10年でした。
この10年、自ら飛び込んで背負って走ってきたものがありました。
福島と宮城,それぞれ事情は違えど10年で終わる話ではない。
でも、私は一度背中から降ろすことにしました。

己の過去、切ったつもりで何度も亡霊が現れた恋愛のこと。
新しい恋愛をして、、また挫折したこと。
いい、いい、ちゃんと2021年に置いて行って、また新しい道を歩もう。

コロナ禍で、塞ぎ込んでいる身近な人や遠い人、物理やオンラインで拾っては愉快な場を形成しようとしてきました。
私も十分楽しんできましたが、みなさんきっと自分の足で歩む季節がきている時。
これからは自分のために自分の時間を作っていこうと思っています。

そんなわけで、2021年に、私が勝手に背負ってきた十字架は置いていきます。
一度そこに立てて、きっと一緒に生きて、またどこかで背負い直すこともあるかもしれない。

でも、私は私とはぐれずに生きていかなきゃいけないから。
2022、すっきりと始めていきます。

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