【ポートフォリオ】2022年の作品
2022年に書いたイラストです。
※2023/11/30 2022年に描き、公開した作品なのに投稿時にタイトルと本文が「2023年」になっていたので修正しました。
『流れゆくもの』
2022年3月〜4月にかけて作成していました。
木蓮の奥にうっすらと工場を描きましたが、テーマを決めようとしてあれこれ考えてしまうのが悪い癖で、それが顕著に現れた絵だと思います。
白亜紀から現代に至るまで存在する木蓮(自然物)と、必要とされたがいつしか遺物になってしまった工場(人工物)の対比を描こうとしていました。
『アネモネ』
仕事中に唐突と「あー、白い花が描きたい」ということで描き始めました。アネモネとヒナゲシ、どちらかを迷ってアネモネにしました。
データでは見辛いのですが、花びらの筋にこだわりながら描いていたと記憶しています。
『雲錦-桜』『雲錦-紅葉』
2022年12月に開催したグループ展『裏のウラは表じゃない』に展示するために描きました。
グループ展のテーマは『figure』。図形や数字、形象、模様という意味から派生させて、陶芸でよく用いられる『雲錦』をモチーフにしました。鳥はそれぞれモズ(百舌鳥)とシジュウカラ(四十雀)で、名前に漢数字があるものをチョイスしています。
グループ展の主催が劇団ph-7というアングラを中心とした演劇を公演する劇団だったため、そっちに寄せた構成も考えたのですが、自分のやりたいことを追求したかったため、「いつも通り」描くことにしました。
(この文を書きながら『アングラ』の意味を改めて調べていると、『アングラな人』=表舞台から遠ざかり自分のやりたいことを追求する人を指すようです。そういう部分的な意味においては、マニアックではないにしろ私も片足を突っ込んではいるのでしょう)
Instagramでも描きましたが、『桜』の方は花びらのディティールや背景の雲模様が気になってしまったのでいつか描き直したいなぁ、と思っている所存です。
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