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読書記録

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読書で感じたこと、考えたこと短めに書いていきます。 ちょっとした気づきが共有できたらうれしいです。
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記事一覧

【未読】想像域内?「中国共産党 暗黒の百年史」石平

最近、「平和ボケした日本」ということを意識するようになった。そして、日本以外の社会が日本…

諭す・謝る・赦すと労働観念が日本らしい絵本「パンどろぼう」「パンどろぼうvsにせパ…

虎ノ門ニュース(DHC)で竹田恒泰氏が娘さんに読んであげていると紹介していて、早速手に入れ…

本末転倒な世の中に一石を投じる「捨てないパン屋」田村陽至

■アミノ酸スパーク こねてグルテンをつなげる→乳酸菌発酵でグルテンを分解し酸性化(雑菌の…

変わらないもの/変わっていくもの「銀河鉄道の父」門井 慶喜

 タイトルの通り、宮沢賢治の父を描いた作品。  詳しいわけでもなく、全く知らないわけでも…

ひとには、正しくないことをする自由もある。「臆病者のための株入門」橘玲

 金融リテラシーについて、様々な観点のストーリーが綴られている。単純に社会を理解するため…

踏み出せば、その一歩が道となる。「横浜をつくった男」高木彬光

 易聖、高島嘉右衛門にまつわる記録や伝承をもとに書かれた物語。  特に、物語の中盤で、嘉…

猟師の生き様。「熊撃ち」吉村昭

熊を仕留めるために山に入る猟師を追体験できる。1発で仕留め損ねると、熊が襲ってくるので、スリリング。(特に北海道のヒグマは恐ろしい。)知らない世界を垣間見ることができる。 人間と熊が対峙するのは、①山菜採りなどで人が山に入っているときに遭遇してしまう場合、②集落に熊が食べ物を求めて出てきて人に遭遇する場合、③猟師が熊を追って山に入り熊を追い詰めた場合である。 ①と②はこちらが意図しない遭遇であり、襲われた人が命を落とすこともある。③は猟師が犬とともに山に入って熊を探し求め

より、自然な方へ。「感染症を恐れない暮らし方」本間真二郎

 感染症対策についてはもともと詳しくないけれども、「ACE(アンジオテンシン変換酵素)」に…

想像した者勝ち。「拡張の世紀」ブレット・キング

 序章にある3人の物語は、それなりに刺激になる。現在でも他の人達がどのような生活をしてい…

何のために書くのか。「人を操る禁断の文章術」メンタリストDaiGo

 文章は固定化され、効果を検証しやすいことから、文章において人を操る方が、会話の中で人を…

リスクの世界へ。「インベスターZ(1)」三田紀房

 まずは始めること。「習うより慣れろ」というのが、投資に限らず、いろいろなことに共通する…

マイクロ法人を作るぞ!「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のす…

 あとがきにある、「経済的に成功するためには、経済合理的でなくてはならない。国家は神聖な…

誰も見たことのない景色を。「神々の山嶺」作:夢枕獏、画:谷口ジロー

 日本の高い山(富士山を除く、北岳、槍ヶ岳など)に登ったことがあるが、このレベルでは多少…

より良い何かを求めて。「すべての仕事はクリエイティブ・ディレクションある。」古川裕也

 本書では、クリエイティブ・ディレクションの仕事を、「課題 → アイディア → エクゼキューション」の方程式のすべてを考え、決定し、実行することと定義し、より具体的には「1.ミッションの発見 → 2.コア・アイディアの確定 → 3.ゴールイメージの設定 → 4.アウトプットのクオリティ管理」の4つを行うこととしている。また、クリエイティブ・ディレクションは「技術」であり、その故、上手下手があり、正しく繰り返せば上達可能であるとしている。  よく整理するとこうなるのだろうなと