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シェア買いアプリ「カウシェ」に出資し、取締役に就任します。

Takaya Shinozuka

もしかするとみなさんは私がYouTubeやTwitter活動で忙しいと思われているかもしれませんが、実はエンジェル投資先の支援や、さらにいうと実はTASTE LOCALもすごく頑張っておりメインはむしろこれらなのです。誤解なきようお願いします。

そして、そんな今日は久しぶりに新しい大きなプロジェクトをお知らせです！

シェア買いアプリ「カウシェ」（本日、ついにサービスローンチ！）に出資を実施し、合わせて取締役（非常勤）に就任することになりました。今日はその記念すべきローンチ日であるので、応援の気持ちを込めて意思決定に至った背景や、サービスやチームの魅力についてNoteに書いてみようとおもいます。


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ところで、「シノ社長のYouTubeで大々的に告知しようか？」と投資先のチームに聞いたらNoteでお願いしますと冷たく言われました。世知辛い世の中です。

何もない彼らに賭けて投資実行

出資をした理由を簡単に言うと、最高のメンバーが、非常に大きなマーケットで、トレンドの最先端でもあるプロダクトにチャレンジしているよという話です。出資を決めたのは春先かな。当時まだ会社という箱だけが存在し、ボードメンバーも確定しておらず、プロダクト方向性も全く決まっていない無の状態でした。

そんな状態からリスクをとって出資することに決めたのには三つの理由があります。

１）人としての信頼
何を隠そう、カウシェ代表の門奈（もんな）くんは、私自身が2011年に創業し2020年3月末で退任した宿泊予約サービス「Relux」の創業1人目のメンバーでした。インターン生として突如オフィスに現れた、当時大学生だった彼とは創業からこの3月末まで共に走ってきた仲間です。最終的にはReluxでは200人超のチーム、年間流通額にして200億円以上の旅行事業を生み出すわけですが、（理由2にも繋がりますが）彼はグローバル事業の担当役員として上海子会社の立ち上げから、上海現地での採用や提携から、訪日旅行事業の立ち上げを行い50億円近い流通創出に貢献をしてくれました。

出会った当初はビジネスも何もわからない、本当に普通の大学生だった彼の成長を間近で見ていた僕としては、（おこがましくも）彼の強みも弱みもすべてわかっているつもりですし、最も信頼しているといっても過言ではありません。


２）圧倒的な「能力」
とはいえ単に伴走してきた仲間という人間関係だけで大きな出資をすることは当然ないのですが、能力という点においても彼はとにかくスタートアップ適性が抜群にあると考えています。

国内の宿を日本人のカスタマーに届けるサービスとしてスモールスタートしたReluxにて、新卒一年目（※彼はインターンでジョインしてから4年後くらいに入社した）にいきなりグローバル事業部を立ちあげ先の成果まで到達するわけですが、とにかくやると決めたことを絶対に諦めず、成し遂げる方法を考えて、実行しきる力を持っています。上海へ突撃し、訪日旅行事業を立ち上げるというのは想像よりもややこしく難易度が異常に高かった中、わからないことや乗り越えるべきハードルが何かを徹底分析し、ものの見事に全てやりきってきました。


３）単純に私自身が楽しめそう
これはまぁもう本当に単純に、大好きなチームなので。笑　結局そこが一番だなぁと。特に最近のエンジェル投資は、儲かるか儲からないかとかはわりとどうでもよくて二の次、幸せで刺激的な仲間なのか、楽しそうか、社会にとってどういう価値創出になるのかみたいなことをとても大切にしてます。予期できるリターンよりも、なんかこのテンションで大きなことを成す手伝いがしたいなと本気で思っている。VCではなく自分の自由なお金だからこそやりたいように、やろうかなぁというか。VCで行き過ぎたこの思考性は良くないと思うんですけどもまぁ。はい。

あと、もんなくんの年齢や時代背景など、わたしと重なり合う部分が偶然にしては多かったことも、とても縁を感じた次第なのです。2012年にもんな君に出会ったあの創業直後の僕は28歳でした。そして、今の彼も同じ28歳です。当時、3.11の東北大震災がありいろんなことを考えていた僕と同じように、コロナウイルスによって引き起こされた大きな変革の中で彼も色んなことを考え抜いて起業したのだと思っています。当時とはテクノロジーも人々の価値観も全く異なるなかで、自分が正しいと思うことを愚直に信じ、暗中模索する体験というのはきっと楽しいだろうなと確信しているし、もう一度彼らと後方から支援して伴走したいと思ったのです。だから出資し、近くから経営支援することに決めました。

私は取締役として何をするのか

今後の事業プロセスの中で肩書きは変わるかもしれないし、僕自身も全くこだわりはないのですが、一旦は取締役（非常勤）としてコミットするのが良さそうと門奈くんと話をしました。事業内容については次項で述べますが全く簡単ではなく、むしろ領域としてはすぐに超レッドオーシャンになりそうで難易度がとても高い。だからこそ様々な知見を近い距離で議論できる参謀的な立場で入り、グロースに貢献したいと考えました。

私の役割は執行ではありませんので自ら何かを決めて推進することではなく、どちらかというとメンバーみんなの潜在能力を引き出したり、起こりそうな課題を先回りして共有しながら経営推進の後方支援をすることです。冒頭でも述べた通り、長い付き合いの中で強みも弱みも理解しているからこそのアドバンテージを存分に発揮していけると信じていますし、このような実経験に基づく経営支援というのは、悪い意味ではなくVCではなかなかできない私の芸当だと思っています。合わせて、シノ社長のYouTubeでもサービスのPRができますからね。色々とお得です。

KAUCHE（カウシェ）とは？

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ここが一番気になるところですよね。はい、お待たせしました。笑

簡単に言うと、友人や家族と「一緒に購入する（＝シェア買いと呼ぶ）」ことで、お得に商品を手に入れられるソーシャルコマースサービスです。中国のPinduoduoというサービスが爆伸びしていてご存知の方もいるかもしれませんが、それの日本版がカウシェというとわかりやすいかなと思います。（正確に言うとちょっと違うサービスモデルなのですけど、仕組みとしては類似性が高い。）

PinduoduoやソーシャルEC領域が気になる方はこちらから。代表であるもんな君のNoteがこれです。

ユーザーは、アプリ上でいい商品を見つける、友人や家族にSNSで「これよさそうだから一緒に買わない？」とシェアをする、24時間以内に一緒に買う人が見つかると定価より遥かにお得に購入ができるという仕組みです。

ここからは私なりの解釈ですけど、今までのEコマースってあくまで個人対プラットフォーマーという関係で、「個」対「面」の関係性でした。でも普段している日常的なショッピングって意外とそうはなっていなくて、友だち同士で買い物したり、家族で買い物したり、または横で知らない誰かが何かを楽しそうに買っているのを見て欲しくなったりもするじゃないですか。それがカウシェなのです。つまり、「面」対「面」の関係でショッピング体験を楽しめる、新しいサービスなのです。

コロナウイルスが追い風となってEC市場はいま非常に伸びているが、一方でそういった「エンタメ要素があふれる買い物体験」は意外と実現されていないのではないか。そんなところが、事業として狙っていきたいゾーンです。

どんなチームメンバーなのか

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（左からYouTuberシノ社長、CEO門奈くん、COO前本くん、CTO深谷くん）

さて、会社というのは当然社長ひとりでやっていくものではないので、ボードメンバーも非常に大事です。そしてこれがまためちゃくちゃよいチームなのです。春頃に出資をした時は、まだ誰一人も確定してなかったんですけど、あっという間に決まっていきました。

実はCOOもReluxつながりです。25才にしてReluxのマーケティング全体を統括し毎月1億円近くを使ってサービスグロースの中心人物の前本くん、そしてCTOには新卒でDeNAに入社後、メルペイではテックリードとしてエンジニアリングに携わっていたCTOの深谷くんという、若手だが実績もあるめちゃくちゃ優秀で熱い2人がジョインしています。

以前、こんなTweetをして少しバズったのですが、

CEO門奈くんは完全に後者で、CTO深谷くんは完全に前者で、COOの前本くんはバランス型と見受けられます。今回のアプリもたった2ヶ月でローンチしてます。強いです。きっとこれからも無茶苦茶な野望やスケジュールや大胆な目標をCEO門奈くんが立て、CTO深谷くんがこの馬鹿野郎〜！とかプンプン言いながらもスケジュール見通しを立て、前本くんが双方バランスさせて負荷かかりながら走りきるみたいな。最高のバランスです。そして僕の役割は簡単で、「うん、まぁ頑張ればいけるよ。笑」と後ろから応援するだけです。

とりあえず、まぁめちゃくちゃいいチームです。笑

カウシェのことが少しでも気になった方へ

書いていると、資金調達資料ぽい情報整理になった。笑

カウシェの購入体験が気になった方へ
ここからサービスに飛べるのでぜひ一度試しに使ってあげてください！ ちなみにまだやることリストが100個以上あるような、課題満載サービスなので期待値低めでどうぞ。新しいショッピング体験の幕開けです

カウシェで働いてみたいと思った方へ
いつでも仲間は募集しているみたいです。今は特にカウシェの商品を獲得するサプライメンバーが急募なようですが、興味に合わせて相談してみてください。まだホームページすらないタイミング、しびれますよね。
もんな君のTwitter：https://twitter.com/mompyyy

カウシェに出資したいと思った方へ
VC、エンジェルのみなさま！ いつでも社長は繋ぐので、是非ご連絡ください。資金調達は遅かれ早かれ発生するので、是非いろいろとお話しをさせてください。めちゃくちゃナイスガイですので。

以上、とても長くなりましたが新プロジェクトの紹介でした。
難易度の高いBtoC事業ながら、新しいショッピング体験にご期待ください！

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