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なぜClubhouseが盛り上がっているのかを抽象化してみたよ。

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さて。ここでは、何ができるとか、どんな機能がすごいという話しではなくて。なぜ? を考えてみました。雑に書いたメモですが、ここ数日たくさんの優秀な方とお話しをして、学べたことなのでサービス開発の共有知として価値あると思いアップをしておきます。

さっきこの話をまさにClubhouseでお昼から配信したら、東海オンエアの友だちや、Daigoさんや武田双雲さんなんかもジョインしてきてくれて、1,000人以上が一瞬で集まった。これがすごい。

最終的に流行るかは分からないが、急激に盛り上がるものは「疲れ」が必ず出てくるため、まぁ来週あたりには「Clubhouse疲れた」みたいな空気になったり、「やっぱりすごい」となったりを繰り返しながら当面は伸びて行くのだと私は思うけど。いかんせん未来予測能力が低いので、自信ゼロ....

ということで5つの整理。

1)技術的トレンドの延長という考え方
これは深澤さんと話しててそれだと思ったこと。WebRTC(Webリアルタイムコミュニケーション)の技術はここ2-3年で急速に成長し普及してきた中。テキスト・画像などの作業はGsuiteを中心としたドキュメント系からNotionやFigmaがある。映像にはZoomでの同時接続やYouTubeライブや、様々な配信サービスが存在した。その中、「音声特化」のホワイトスペースを埋めてきたのがClubhouseという考え方。これはかなりしっくりきた。

2)発信者と受信者のカロリーが異常なまでに低い設計
スピーカー:通常は何かを発すると疲れるし、登壇終わったりするとぐったりする。基本的には準備とかあったり、人が目の前にいたりで目も身体も耳も全てを使うから疲れる。

リスナー:聞いている側もほとんどが「ながらリスナー」であり、カロリー消費がとてつもなく低い。ラジオを裏で流してるだけだし、抜けやすいのもよいと思う。

これらにより、スピーカー/リスナーの双方にとって消費カロリーが低く、気軽に急速に広まった。

と、このNoteを書いた時は思ってたけどレジェンドの方が入ると急激にカロリーが高くなるし、耳だけなのに空気が張り詰めることが判明しました。堀江さんとまったり話していたら、見城徹さんがお越しになり焦る....

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3)平和であることの設計
強烈すぎる機能の引き算が、SNSに平和を作った。これまでの同時接続サービスではありえない設計、スピーカーとリスナーが完全に断絶されている。大きな壁がある。これは非常に画期的だったと思われる。
今までは逆だった。コメントやいいねやむしろ双方向性に価値を置くライブ配信がすべてであった。しかし今回は一切無い。これにより誹謗中傷も発生しえないし、コメントを拾ったり、いいね数に一喜一憂するといったコストがない。とても平和。

4)偶発的な出会い創出
あえてアポとかは取らずに、誰かがルームをさっと立ち上げる。すると誰かしら暇な人が入ってきてくれる。2人のソーシャルグラフからまた3人目が入り、と。化学反応が起こる設計。新しい人に出会えるし、新しい会話が生まれるし、新しいリスナーが増えていきのバイラルの速度がすごい。

まさにこのネタをお昼に配信していたら、東海オンエアの友だちや、Daigoさんや武田双雲さんなんかもジョインしてきてくれて、1,000人以上が一瞬で集まったが、それがこの4番の凄さであり5の理由につながる。

5) 手が届かない人たちが、すぐそばにいる
有名人が登壇するカンファレンスが、ライトかつスムーズかつ大量に行われているような感じ。「ライト」とはとにかく軽い。2の話しもそうだけど、ルーム開始までの手間が全くない。「スムーズ」とは4の話しにもつながってくるが、スピーカーもリスナーもサクサク始められるし、サッと終われる。最後の「大量」はまだ道半ばだが、昨日はキャズムの変化があった。多様なチャンネルが出現していき、IT系のみならず芸能、音楽、海外、YouTuber、様々なビジネスマン、学生などなど。多様性が急激に上がり、コンテンツが豊富になった。

ということで、なんか気がついた雑なメモ。

合わせてこちらもどうぞ。こっちのが楽しいかも。笑


以上!

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