見出し画像

今日から「リモート推奨」→「原則リモート」へと変更したおはなし

海外旅行を推進する会社にもかかわらず、逆行するような組織の方針転換はなかなかつらいところはありますが、4月の創業からこれまではリモート推奨という働き方でしたが、本日から原則リモートへと移行することとしました。アメリカなどでも同様の動きがチラホラ再熱しており、我々も即断即決で方針を変えていくことにしました。(この記事は原則リモートの期間を伸ばすものですが)


そもそものワーク環境については、原則出社>リモート推奨>原則リモート>強制リモート という、4段階がありました。このうち、現状は2つ目:リモート推奨だったところから、一段ほどストリクトな原則リモートへの変更をするというものです。

理由は以下の通りです。

1)デルタ株の猛威
様々なファクトがここ1週間で大量に出てきましたが、それらを簡単に並べてみると、デルタ株は死亡率が倍以上、若者重症化率も数倍、拡散力が水ぼうそう並、ワクチン接種者でも感染しえる(※)などなど、これまでのコロナウイルスとは別モノと思って接したほうが良いと判断しました。またご存知の通りですが、日本は欧米諸国と異なってワクチン接種率も自然免疫者の数も少ないため、全く状況が異なっています。にもかかわらず、同程度の人口規模であるロサンゼルスカウンティ以上の陽性者になってきている状況下、出社によるリスクを少しでもメンバーが持ってしまうのは良くないと判断しました。
※米国CDCのコメント:https://www.afpbb.com/articles/-/3359481

2)会社として守れることはすべてやる
会社としてはコロナウイルス陽性者の発生後オペレーションの策定や、コーラルキャピタルさんのワクチン職域接種などを通じてできる限りのサポートをしております。しかし、最近入社したメンバーや、自治体など年齢的な順番待ちなどからワクチンが打ちたくても打てていないメンバーがまだおります。その中で、物理出社を慣れなどによってしてしまうと会社としてサポートができない可能性があるため、原則リモートの体制へと移行しなおしました。

3)組織が小さいからこそすぐにやる
わたしたちはまだ10名程度の小さなスタートアップです。本決定によるマイナスインパクトはほとんど全くなく、とりあえず直ぐに修正してまた状況が戻ったらすぐ戻すということが機動的にできる状況でした。短期的には予定していたイベントがリモート化したり、業務上オフィスに出社する必要があるなども当然ありますが、またもデジタル化するチャンスと捉えて進みたいと思いました。
※なお様々なデータを拾いつつ、ワクチン接種者から優先的に仕組みを変えていく予定はしております。

「リモート推奨」ですと、みんな集まりたいから来る人は来ちゃいますし、自然に社内で集まったり小さなご飯会などがどうしても開催されてしまいます。しかし「原則リモート」によって、今このタイミングだけはみんなのために。長期的な価値を出すためにもじっと辛抱していこうというメッセージを今までよりも強くできるようになります。

海外旅行を変えていくためにも、今はじっと堪えて準備をする。
引き続き、「備えよ常に」の精神で仕事をしていきたいと思いました👏

そして偶然そんな日にハワイキャンペーンを始めたのは、タイミングが良いのか悪いのか。3ヶ月後、半年後により良くなっていることを妄想し、海外旅行が戻ると信じてひとつひとつのシチュエーションをこうして臨機応変に乗り越えていきたいとおもいます🎉


最後に、医療従事者など最前線の皆さまには心から感謝しています。
誠にありがとうございます。


篠塚 孝哉


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?