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「失敗の本質」から、空気を考え、1on1にいたる。#3章-10

ビジネス名著大全」という、ビジネス名著90冊を厳選し、1冊6ページくらいでまとめてくれている、ありがたい本があります。それを横暴にもさらにスライド1枚にまとめてみました。第三章 失敗・危機・衰退の10冊目は「失敗の本質/戸部 良一, 寺本 義也, 鎌田 伸一, 杉之尾 孝生, 村井 友秀, 野中 郁次郎」です。

1枚まとめと学び

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ビジネス名著まとめ、第三章 失敗・危機・衰退の10冊目は「失敗の本質/戸部 良一, 寺本 義也, 鎌田 伸一, 杉之尾 孝生, 村井 友秀, 野中 郁次郎」です。

日本という国の中に漂う「空気」の悪い部分が噴出されているように感じます。属人的で組織がバラバラというのは、個々人は学習しているかもしれないが、組織の学習に結びつかないってことですね。

ほとんどの項目は、ここに書かれていることが逆になればいいのに、って感じの項目ですね。ただし、ケース・バイ・ケースというかバランスの問題のところもあるのかな、と思ったのが、空気の支配ってところです。

これは、当然、よい空気であればよいはずで、この「空気」の仕組みってのを最近、「世界標準の経営理論」で読んだところなので、ちょっと解説を試みてみたいと。第22章 感情の理論というところに「ムード」というのが出てきました。

感情の理論では、感情を3つの種類に分類するんですね。それが「分離感情」「帰属感情」「ムード」です。それぞれの意味は、以下となっています。

①分離感情:喜怒哀楽など、外部からの刺激で一時的に起きる感情
②帰属感情:人それぞれの感情の個性。ポジティブ、ネガティブなど
③ムード:なんとなくそこに漂っている感情

これらの関係(アフェクトというらしい)が以下のようになっていてチームレベル、個人レベル、その感情が安定的か、一時的かというので特徴が分かれるというのが面白いですね。この中で、安定的にチームレベルで形成されるのが空気=ムードなんですね。

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非言語表現である感情は遠くまで伝播しないためムードを変えるには、現場を歩きまわり感情を伝播させる必要がある、とも書かれていました。コロナでテレワークが多くなる中、画面越しで、しかもビデオもオンでないこともあり、声だけでのコミュニケーション。それでも感情は伝わるのでしょうが、ムードの形成にどういう影響を与えるのか、非常に悩ましいと感じました。

一時的な個人の感情である分離感情は、もともと個人に帰属している感情(帰属感情)に大きく影響を受けます。いわゆるポジティブな人、ネガティブな人によって、ある事柄に対して、感じる喜怒哀楽は異なります。

そのとらえ方をリフレームする機会を意図的に作り出す工夫をしないといけないんだと思います。となると、やっぱり、良い空気に対してコミットするべきリーダーが、1on1とかで一人一人の認知に働き替えていく必要性がより一層もとめられるんだなぁ、なんて思った次第です。

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しのジャッキーでした。

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