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「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階」とアスピレーション・ダイナミックケイパビリティー#3章-9

 「ビジネス名著大全」という、ビジネス名著90冊を厳選し、1冊6ページくらいでまとめてくれている、ありがたい本があります。それを横暴にもさらにスライド1枚にまとめてみました。第三章 失敗・危機・衰退の9冊目は「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階/ジム・コリンズ」です。

1枚まとめと学び

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ビジネス名著まとめ、第三章 失敗・危機・衰退の9冊目は「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階/ジム・コリンズ」です。いやぁ、「ビジネス名著大全」の著者は、ビジョナリー・カンパニー好きなんですねぇ。結局、1〜4まで全部取り上げております。

ビジョナリー・カンパニー1のまとめではBHGAという「大胆な目標」を持つ、という項目があり、それと「世界標準の経営理論」に出てくる、アスピレーションの関係を考察してみました。

ビジョナリー・カンパニー2のまとめでは、「人ではなく、システムを管理する」という言葉が刺さり、新規事業開発プロセスとからめて考察してみました。

そして、ビジョナリー・カンパニー4では、1と比較をして、追加されていた要素として「実証的想像力:専門家の見解・提言にも惑わされず実証的データに基づき行動を起こす」を取り上げました。

さて、今回はビジョナリー・カンパニー3です。他の三冊が、ポジティブな側面に目を向けているのに対して、本書は、衰退の5段階ということで、ネガティブな側面に目を向けています。

以前に取り上げた、「コカ・コーラ12年の経験から導きだしたビジネスに失敗する人の10の法則の裏側を「未来を実装する」と「世界標準の経営理論」で考えてみた」に、かなりしっかり考察してみましたので、そちらをぜひ、ご参照ください。もう少し、衰退のプロセスを以下のようにシステム図としてまとめてみました。

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今回の5段階と比較すると面白いですね。

成功から生まれる傲慢-->(0), (4)
規律なき拡大路線-->(1)
リスクと問題の否認-->(2)(3)(4)
一発逆転策の追及-->(5)
屈服と凡庸な企業への転落か消滅-->(5)

コカ・コーラの上記の記事では、対処として、アスピレーションを高く持つことを仮説としておいて考察をしました。これに対して、大企業病について考察された以下のまとめでは、大企業病の三つの原因を「組織の共同体化による活動の内向き化」「組織の専門化による発想の硬直化」「成功体験の蓄積による認知バイアス」に集約しています。

その上で、コカ・コーラの記事でのアスピレーションにあわせて、ダイナミックケイパビリティーまで広げて考察をしてみました。

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しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie



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