メガプレーヤーとは異なる戦略 #プロセスエコノミー の実践方法&事例 まとめ3
本記事は、DX関連の個人的な学びのアウトプットです。アマゾン・プライムで無料となっている「プロセスエコノミー」についてのまとめ記事です。初回は以下で、今回は3回目のまとめとなります。
今回は、「Whyの重要性」と「2種類の共感」についてです。
Whyが大事とゴールデンサークル
第4章では、プロセスエコノミーの実践方法が解説されています。そのポイントは「あなたの中にある”Why”(なぜやるのか・哲学・こだわり)をさらけ出すこと」だとします。
アウトプットである「What」や、それを生み出す方法である「How」以上に「Whyが大切」だ、というのは昨今、注目されているパーパス経営のムーブメントの一つとも言えるサイモン・シネック氏のゴールデンサークルに通じるな、と思いました。5700万回以上再開される以下のTED動画は超有名ですよね?
ゴールデンサークルについては、以前、以下の投稿でも取り上げましたので、興味のある方はチェックしてみてください。
って、言っていたら、本書の第4章の中でもサイモン・シネックさんの動画が紹介されていました。やっぱり。上記のまとめ記事の中にはってある、サイモン・シネックさんの書籍の1枚まとめを貼っておきます。
2種類の共感
プロセスエコノミーでは「共感」が重要であり、その共感には「シンパシー」と「コンパッション」の2種類がある、という説明が面白かったです。
著者は、シンパシーは、よくあるパターンは同情だといいます。同情は、応援を集めやすいが、一時的なものになりやすいといいます。
これに対して、コンパッションとは、ある人の「たとえ自分の身を焦がしてでも、この目的を実現したい」という信念や情熱に対して、「私も一緒に歩きます」といってプロセスに伴走するような共感をいい、こちらは永続的なものだといいます。
ジャングルクルーズ型かバーベキュー型か
また最後にプロセスを共有する方法の例を2つ提示していました。
ジャングルクルーズ型は挑戦のプロセスの目撃者にするアプローチ
バーベキュー型はみんなでともにプロセスを作るアプローチ
第5章 プロセスエコノミーの実例集
つづく第5章では、事例として「BTS」「ジャニーズ」「中国のシャオミ」「メルカリ」「北欧、暮らしの道具店」「クラブハウス」「Zappos」「Y Combinator」が紹介されています。それぞれの事例を一言まとめしてみます。
BTS:ファンを良さを広める共犯者にするアプローチと、一人ひとりが自分を投影していまう政治的だったり哲学的だったりする歌詞
ジャニーズ:デビューを目指して無名時代から応援する「推し」応援コミュニティ
中国のシャオミ:ユーザーコミュニティでともにみんなで作り上げるスマホ
メルカリ:メルカリで野菜を売る農家は顧客と温かいファンコミュニティを作れる
北欧、暮らしの道具店:作り手の思いと、日本向けの工夫・カスタマイズのストーリーの共有
クラブハウス:コロナで失われたカジュアル・コリジョンの創出
Zappos:たまたま靴を扱っているホスピタリティ・サービス企業というWhyの従業員との共有が「Wow!」を生む
Y Combinator:起業家の脱皮の瞬間の共有
追記:つづき書きました
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ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。
しのジャッキーでした。
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