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自分の人生観形成に多大な影響を与えたPodcastを紹介するよ

しょうこりもなく、昨日更新の以下の記事の続きです。

本好きサラリーマンのタナカが、その中高からの友人で言語学者のナリタに本や映画を紹介し、それを律儀に読み、視聴し、時に複雑に思索した感想が次の放送でお届けされるという一風変わった書評Podcast「ホンタナ」に過去、自分がゲスト出演した会を振り返っています。

ちなみに、タナカが、私の大学からの親友ということで、ゲストにちょいちょい呼んでいただいている、という仲です。

4回目は2016/5/10「6周年突入記念!幸せになる勇気スペシャル - ホンタナ

いかが、ホンタナのウェブサイトでの私が4回目に出演したゲスト会の紹介文です。

GW明けはホンタナアニバーサリーでスタート!今年の題材はアドラー心理学解説本の続編「幸せになる勇気」。前作「嫌われる勇気」をオススメしてくれたザキさんこと篠崎さんをゲストにお迎えし、仕事、家族、学問、そして個人に向けられたアドラーの教えについて語り合います。そのテーマとなるのが”愛”…そう、愛なのです。男鼎談で議論される”愛”の形とは一体どのようなものなのか?アラサー最外圏の今だからこそ言いたいことが出まくりの回、お楽しみください!

2015年は、人材公募で、新事業開発の部門への異動したり、その直前の部門での最後のお仕事が強烈に激務だったりで、そしてタナカの結婚式があって、結婚式の挨拶をナリタくんとこれまた、サプライズで二人で作曲した曲を披露したりで1年ゲスト主演をしていなかったようです。

2013年、キャリアに悩んでいるときに「嫌われる勇気」を読み、2016年、新しい仕事のチャレンジに悩んでいるときに「幸せになる勇気」を読み、そのときに、どんなことを悩んでいたのか、それがこれらの本を読んでどう解決の糸口を得たのかという、記録が残っているというのはなかなか、気恥ずかしくも貴重だな、と再認識しました。

仕事のとらえ方が、「嫌われる勇気」では貢献感だと言っていたのに対して、「幸せになる勇気」では、人間の重要な3つのタスクである「愛のタスク」「交友のタスク」「仕事のタスク」の中で、仕事のタスクは一番低いタスクであり、そもそも人間は生きていくために、分業が必要で、その最低限のこととして「仕事のタスク」はやる、と提示されたことがとてもすっきりしました。

「やりがい」「モチベーション」「夢」みたいなものは仕事のタスクとは別物というかレイヤーが違うんだ、と捉えることで、すごい生きるのが楽になったんだなぁ、というのを今回聞き直して再認識しました。

5回目は2017/12/26「年末!必殺仕事人間を考えるスペシャル

2016年に「幸せになる勇気」について議論してから1年半たった2017年の年末、さらに自分の仕事やキャリアの捉え方がアップデートされていて驚きました。結構、このホンタナに出演して、自分の考えを言葉にすることで、学びを得てたんだなー。さて、以下がホンタナのウェブサイトでの私の5回目のゲスト会の紹介文です。

あっというまに2017年末です!そして今回もゲストをお迎えしてのスペシャル回をお送りすることができました!ご存知しのジャッキーこと篠崎さんに紹介していただくのは、第155回芥川賞受賞作「コンビニ人間」。コンビニバイトを続ける主人公と社会に溶け込めない男、それをとりまく一般人たち…彼らが浮き彫りにする仕事像と人間像を前に、三者三様の感想が繰り広げられます。社会の評価と自己承認とのあいだで揺れ動く我々の価値観はどこへ向かうべきなのか、ホンタナはこれからどうなっていくのか?!制限時間いっぱいまでとことん語った仕事納めスペシャルをお楽しみください!

ビジネス書や自己啓発書ではなく小説を紹介しました。「コンビニ人間」を読んでけっこう仕事観に影響がありました。多くの読者はコンビニ人間の主人公をサイコパスといい、共感を持ちづらいようですが、私はこの主人公に救われたし、非常に共感をもちました。

人によってはこの本をディストピア、バッドエンド的な話だと思うようですが、私は感動的なハッピーエンドだと思って、すごいじーんとしました。この感じに共感してもらえる人がどれくらいいるのかは不明です。実際に、タナカくんともナリタくんとも異なる感想をもっていることがゲスト会で浮き彫りになりました。それでいいんだよな、と思えたことが自分の成長だな、と思いました。

こちらの記事で書いた私自身が大切にしている川下り型の人生観を形成していく上で非常に重要な要素の一つに「コンビニ人間」がなっていたんだなぁということを再認識しました。

6回目は2018/12/25「激論!強さについて語ってみましたスペシャル

コンビニ人間」で、川下り型の人生観を自分として受け入れる大きなきっかけになったことを確認しました。そこからまた1年経て、実は川下り型の人生観という言葉を私に教えてくれた人がこの6回目のゲスト会で紹介した「自分を強くする」の著書である営業コンサルタントの横山信弘さんでした。さて、以下がホンタナのウェブサイトでの私の6回目のゲスト会の紹介文です。

さあ2018年も残りわずか、そして昨年の公約(?)通り、今年の最後はご存知ザキさんこと篠崎さんをお迎えしてのスペシャル回をお送りいたします!紹介していただくのは、ザキさんが影響を多大に受けた横山信弘さんの最新刊「自分を強くする」。自分自身の思考の癖を客観的に評価し、予測できない未来を生き抜く”強さ”を手に入れることを指南する本作。しかしながらナリタは強さについての疑問があり、議論は思わぬ方向へと進んでいきます。二回に分けようかとも思いましたが、やはりここはたっぷり語ってもらいましょう二時間半。ゲストながら孤軍奮闘するザキさんの運命やいかに?!平成最後の年末を無事に迎えることはできるのか?!

自分の考え方に非常に大きな影響をもらっている横山信弘さんの書籍を満を持して紹介しました。この変化の時代に、自ら変わる「変化力」が求められます。そのために実際に、個々人が生活の中で実践できるアイデアが提案されている一冊。

継続は力なりのメカニズムはインパクトx回数で考えればよいとか、自分を客観視するディソシエイトとか、思考停止の防止であったり、良質な内的体験を作るための工夫であったりが書かれています。

仕事に目標が必要でありそれは絶対達成だ、という横山氏が、一方では、人生においては目標も夢も必要はないといいます。人生の目的は幸せであることである。

嫌われる勇気」「幸せになる勇気」では、幸せになるために、「あなたが一歩を踏み出すのです」となぜ、踏み出さなければ幸せになれないのか、ということについての理由が非常に納得感高く記載されていますが、結局その自分を変えるための行動、一歩を踏み出さなければ変われないのです。しかし、どうやればその一歩を踏み出せるのかについての提案はないのです。

自分を強くする」では、この一歩を踏み出すためのアイデアが非常に分解されています。この4~6回目のゲスト会は、自分の人生観をとらえる上で非常に重要な時期であり、その重要なピースとなった書籍についての対話を通した記録がこうやって残っていることってすごい貴重だなぁ、と思いました。

飛んで10回目は2021/10/05

ということで、実はゲストとしては、9回参加したことがあって、直近の「ヤフーの1on1」を紹介してきた会が10回目でした。

ホンタナ10年の歴史の中で初の試み、今回はナリタとレギュラーゲストのしのジャッキーさんで通常回をお送りします(タナカの少し遅い夏休み)。近年ビジネス界で新たなキーワードとなりつつある1on1(ワンオンワン)、その契機となったヤフーの取り組みをしのジャッキーさんが紹介します。上司はどう部下に接するべきか、部下の経験学習を促進し、成長と情熱を育む上でどのようなことができるか(あるいはできないか)を現役マネージャーしのジャッキーさんが存分に語ります。ビジネスパーソン必聴!

もう収録完了したのですが、実際に言語学者ナリタ君が、「ヤフーの1on1」を読んでの感想回も配信される予定です。また、川下りの人生観について語ってしまいました。お楽しみに!

本記事への「スキ」やアカウントのフォローをしてもらえると励みになります!ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie


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