ニンブルリーダーシップ×新事業開発×経営企画の思ったこと
人材・組織開発系の人が人的資本について話してるセミナーを聞いてて、ニンブル・リーダーシップという言葉を聞きました。ハーバードビジネスレビューの2020/1号にのってたんで、ちょっと読んだまとめをシェアします。
まとめ(画像)
まとめ(テキスト)
PARC(パロアルト・リサーチ・センター)とW.L.ゴア社の追跡研究により見出された、革新を続ける伝統企業に見る3つのリーダーシップパターン
3つのリーダーシップパターン
起業家型リーダー:組織の下位層に多い。新しい製品・サービスで顧客にとっての価値を創出
3つの資質:「自信と行動力」「戦略的な発想」「他社を引き付ける力」
資質が花開くための3つの文化的基準:
仕事の自律性:職務内容やチームについて社員に大きな選択権がある
小さなプロジェクトを数多く立ち上げ、ジャストインタイムでリソースを提供するやり方
誰もがリーダーになれる
支援型リーダー:中間層に多い。起業家に必要な資源や情報を供給する
スキル:「コーチングと育成」「人と人をつなぐ」「組織の価値観を維持するコミュニケーション」
資質が花開くための2つの文化的基準:
情報への素早いアクセスと高いレベルの接続性
意思決定の指針としてのビジョン・価値観・シンプルなルール
設計型リーダー:上位層に多い。ビジネス全体に目を配り、企業文化や経営戦略、組織構造をモニターする
外部の脅威と機会に対応する
内部のオペレーションの増幅
組織の全体最適のための意思決定
所感
私自身は、企業内事業開発者を5-6年やって、今は経営企画にいるのですが、支援型リーダーのところにある、情報へ素早くアクセスして高いレベルでの接続性を担保するために動くというのがまさに、最近、すごく意識して動いていることだったので、腹落ち感がありました。
自分が担当する企業戦略テーマで、社内のいろんなところで「俺がやってるぞー」と言い続け、自分なりにまとめた情報をGiveし続けることで、現場レベルの情報がタイムリーに自分に集まるようになって、いろいろなところで、起業家型リーダーがやろうとしていることをいち早くつなぎこんでいけることが重要だな、と再認識しました。
また、同時に思ったことは、経営企画という機能は、設計型リーダーシップを発揮できるようになっていかないといけないということです。あるテーマについて、いろいろなところで起業家型リーダーが同じようなことをやっているのが、健全な場合もあるし、不健全な場合もあると思いますので、そこは組織構造をモニターし、先まわりして、組織構造の変革が必要であるのかどうかに頭を巡らすことが必要なんだろうな、という気づきがありました。
以上「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。
しのジャッキーでした。
Twitter: shinojackie
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