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「深津さんに改めて質問!UXって何ですか?」を一部テキスト化してみた

はじめに

今年12月1日より、note株式会社でデザイナーとしてジョインした木村です。
noteのデザインチームでは、デザインやnoteのこと、はたまたそうでないことをゆる〜く話す「ラフ案FM」ラジオを昨年より始めています。

第8回の放送では、我らが深津さんにお越しいただき、UXについてお聞きしてきましたので、その一部をnoteにてご紹介させていただければと思います。

深津さんが考えるUX(ユーザーエクスペリエンス)とは?

一般の定義とは少し違うかもしれないですが、僕の考えている定義としては、「ユーザーがサービスやプロダクトを認識してから忘れてしまう間に、その人の脳味噌で生まれるいろいろな脳内の電流全て」としています。

「使う前」も含んでいるのがポイントで、例えばiPhoneだと、一般的には触っている間だけと思われがちですが、友達がiPhoneを持ってるとか、iPhoneは良いという噂を聞いたこともUXに含まれるんじゃないかなと思っています。

UX白書で定義している4つのUX

この辺をもう少しフォーマルな定義にすると、UX白書というドキュメントがあり、そこではUXを4つに定義しています。

1. 予期的UX(iPhoneを購入する前に抱くイメージ)
2. 一時的UX(iPhoneを実際に使用している最中)
3. エピソードUX(iPhoneを使う前の予期体験や、実際に使った体験
が記憶に落ちてエピソード化されたもの、いわゆる思い出)
4. 総体的UX(1~3をトータルした全体評価)

この全部を含めて、UXなんじゃないかなと思っています。

UX白書とは:2010年9月15~18日にドイツのDagstulで行われたUXセミナーの成果をまとめたもので、日本語版の資料も公開されています。

もっと詳しく聴きたい方は、こちらをチェック👇


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