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思い込みでものを見るってはなし

イタリアの友人が↑のような写真をFBにアップしていた。「3千4百万人が住む街。未来がこれなら、もはやおしまいだ!@丸の内」みたいなキャプションをつけていた。未来世紀ブラジル的な・・ディストピア感満載。それについたコメントも「こんなの真似してはダメだわ!」とか「絶対 嫌!」とか。

黒い服を着た・同じ顔をしたロボットのような、暗い顔をした未来。

村上春樹さんのエッセイだったと思うけど、「暗い顔をして俯いてあるくサラリーマンの写真と提示してあるけど、撮っている場所が階段。階段を降りているところだから、下を向いているのは当然なのだ」みたいなのを覚えている。これもまさにそれ。

後ろ側の黒い集団。イラストではわからないけど、実はよく見ると若い。3月のこの時期。4月からの新入社員の研修・もしくは就活のどっちかだろう…

ま、みんなが似たような服を着ているという意味では間違ってないんだけど。イタリア人だって堅めの職探しの時にはそれなりの格好してますし…。彼らは、希望のところに入れた希望にあふれてる若者かもしれない。

人は見たいものを見たいようにみるっていうことですね。

もうすぐ日本のハイテクトイレの写真をUPする方に3千点。

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