Strawberry-Banana Crumble[Opus6]いちごとバナナのクランブル
イチゴとバナナってテッパン。絶対間違いない組み合わせ。
この二つが混ざっているものはもう最高っ!て思ってる。
Baskin-Robbinsのアイスクリーム(あえてサーティーワンとは言わないけれど)のバナナアンドストロベリーは子供の頃から大好きなフレーバー!
そしてイチゴとバナナといえば「スムージークラシコ」をご存知ですか?
初めてNewYorkに行ったとき、これから流行りそうなものをリサーチしてくるお仕事だったのだけれど、丁度スムージーの流行り始めの頃で現地で何回かいただいいてその美味しさにシビれました。もったり冷たいスムージーはたっぷりアメリカンサイズで食事がわりにぴったり。
もともとは西海岸生まれのスムージーだけれどヘルシー志向で忙しいニューヨーカーの間で浸透するのも納得でした。
流行っているお店にはたいていスムージーのメニューがありました。日本には一向に入ってくる気配のないファストフードチェーン店オー・ボン・パン(Au Bon Pain)にもあったなぁ〜。
ブルックリンよりソーホー、ノリータ、ヴィレッジあたりが賑わっていた懐かしいあの頃。
そしてスムージークラシコなるメニューが存在したのです。基本的にストロベリー、バナナ、オレンジが入ったスムージー。なんか大阪のミックスジュースみたい。バナナと酸味のあるフルーツが組み合わせられれば絶対美味しいよね‥
という素晴らしいハーモニーです。
たいして英語も喋れないのに、多分「感性いいねっ!」ってだけでNew Yorkに行かせてくれた当時の勤め先には感謝しかない。しかも一人ぼっちの海外旅行は初めてでかなりドキドキして過ごしたっけ。
まだ観光客は一人で地下鉄に乗らないほうが無難な時代。もちろん乗ったけど‥ 。
案の定、急行に乗ってしまい降りたい駅を乗り過ごしハラハラしながら地上に出て、ちびっこギャング達が後からついてくるのを感じながらひたすら繁華街のタイムズズクエアを目指して小走り!
五番街あたりで黒人ストリートミュージシャンがバケツや一斗缶などを裏返しドラムがわりに叩き人だかりが、誤ってスティックが飛んでしまったのを白人男性が拾って手渡してあげたりして。Thank you. →Anytime.のやりとりになんだかあの時は涙がこぼれちゃったなぁ。
当時はまだまだ人種差別が激しくて自分がイエローであることをこれほど思い知った旅はない。
そう、それまでは海外といえばハワイやらグアムやら観光地にしか行ったことがなかったのです。どこでもお金をたっぷり落としていく日本人には好待遇。でも大都市のNewYorkは英語が喋れない日本人には結構冷たかった。
ホテルで貴重品をフロント横の金庫に預けるため(部屋の金庫は信用できないので)拙い英語で一生懸命がんばった。「何言ってんの?」的な白人女性の態度。後ろで並んでいるどう見ても地方から出てきた小学生くらいの男の子とお父さん。子供が「この人は金庫に預けたいんだよ。」と私の事を父親に話してる。父親は「いいんだ。構うんじゃない。」みたいな対応。聞こえてるし、分かってるよ。泣く泣く部屋に帰り旅行本「ロンリープラネット」の巻末の英会話事例を見直して再トライ。強く自分の意見をはっきり言わないとないとやってけない街だとホント痛感したわけです。
カフェに入っても接客をしているのは白人の可愛い女の子。後ろでサンドウィッチ作ってるのは黒人の男の子。スーパーもしかりで品出しや力仕事は黒人男性。
タイムズスクエアでアジア系の人でいっぱいだったエレベーターに乗り込んできたきた衣装持ち付きのアクトレスはBSと言ったのを私は聞き逃さなかったよ。
なかなか予約が取れないクウィーンズの高級レストランに入って(たまたまキャンセルが出て運良く入店)奥の方のテーブルはふわふわひらひらのドレスを着た白人のおばあちゃま達(多分貴族系)、入り口付近のテーブルは私たちがという感じ。でもテーブル横にあるピアノを黒人奏者が演奏してくれたのでちょっと得した気分。一緒に行った現地在住の方は英語で奏者と軽く会話を交わして映画のワンシーンみたいでなんだかとってもカッコ良かったです。「素敵なレディー達と一緒だね」みたいな掛け合いだっと勝手に思っています‥。
色々なことがたまたまかもしれないけれど、多分違う。
吉田ルイ子の『ハーレムの熱い日々』を読んで行ったからそう感じたのかな?
ジュリアーニ市長就任以来NewYorkはアメリカで最も安全な街の位置づけとなりました。
最近は地下鉄に乗っても昔みたいな緊張感はない。ホームのカメラと明かりがついている安全エリアの枠に立たなくてもなんとなく大丈夫感。車内で居眠りしている人も‥。危ないよ〜と心で思ってるけれど。
アメリカ人が一回は行ってみたい大都市NewYork。なのでオノボリサンもいっぱいいるし、これがなぜかなんとなく見てわかる。
Sohoを一人で歩いていた時に、知らないツアーリストの男性に道を聞かれたことがあると自慢しておきます。地元民に見えたみたい。やった!
‥と全然話は外れましたが、
このレシピはなんと某電力会社さまのIH親子クッキングスクールで講師依頼を受けレシピにしてみなさまにお渡ししたものの一つ。
横のステージ会場ではラ・ベットラの落合シェフがクッキングスクールなさってたっけ‥。
IHのグリル(お魚焼ける引き出し)を使ったレシピもぜひ入れて下さいとのご要望でした。難しいこと言うなぁ〜。
でも子供でも作れて、限られた時間なので短時間で出来て、お家でも材料が容易に入手可能で、何しろ簡単に出来る。
そして会場にある簡易キッチン教室で皆さまの前で調理工程をお見せするので備品も少なく、材料の種類も少ない方が私達も楽チンというもの。持ち込みも大変だし何より怖いのは忘れ物。持ち物は少ない方が良い。なのでそんなん考えながら作ったレシピです。
お子さまも是非ご一緒にお作り下さいませ。
ちょっと苺がお安くなる時期におすすめです。
まぁ一年中冷凍苺もあるけれど‥。
いちごとバナナのクランブルのレシピはこちら↓
ついでにスムージークラシコのレシピもどうぞ!
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