藤の木と春の日

お天気がいいので公園でPC作業中、かくれんぼの鬼役の子が目を開けて隠れる役を「もういいかーい！」と追い続ける。「目ぇつむってよー」と相手は返すと「大丈夫、藤の花を見てるから」と言った。大人は手のひらや足下ばかり見てしまうけど、時には子供達に上を向かされることがあるんだね。💭 pic.twitter.com/JIuxAwz72P

— 𝗦𝗵𝗶𝗻𝗼𝗯𝘂 𝗞𝗮𝘄𝗮𝘀𝗵𝗶𝗺𝗮｜ℂℍ𝕚𝕃𝕚 𝔾𝕚ℝ𝕃 (@shinobu_clg) April 11, 2021

目を開けてるからズルしてる〜〜と思ったら、鬼のその子は、目を閉じてる隙にお友達が帰ってしまうんではないかと心配で追い続けてるようだった。「あれ、かくれんぼやめちゃってないよね？、」って言ってたから。寂しがり屋なんだね。

大人も、いろんな心配があるよね。心が寂しかったり、お財布だって寂しかったり。

#まん防 は守るけど、不安も募るのも否めない。

さすがに１年もこうしてれば慣れてくるものの、小さなそわそわはふとした時に迫ってきます。会いたい友達には会えるけど、いろんな制限があるから、ふらっと連絡取りにくくなっちゃったな。

世界はまだ急には変えられないし、穏やかに、慎ましく生活していても、贅沢な音楽を作るのにはちょっと力不足だったりして。でも今日見つけたきらめきとかをそのまま放置するのはもっと不健康だから、できることから楽しいことをみんなに知らせていきたいなと思っています。仕事ついでに寄り道した写真を残すね！

お気に入りのコーヒーショップ。あたしブラック派。

異国感ある可愛いドア。

茨城にいた頃は、田舎から東京へ通って、喧騒と静寂の行ったり来たり。その時できた音楽はかけがえないなと思ってる。見る視点、帰る電車に揺られる時間、音楽を書く家と窓の景色。

今は喧騒はすぐそばにあるけど、穏やかな街に住んでるので近い気持ちは残りつつ、窓の景色、日の当たり方、気温やスーパーの小ささ。友だち付き合いの変化もあったりして音楽の質感も変わったりしてね。

まああんまりにも余裕だと、満たされてしまって何も生まれないのも、音楽家って皮肉だなあって思います。

例えばリムジン女子会パーティーとか贅沢な遊びをしなくても、寂しくなったら、楽器を弾いたり映画を見たりするだけで十分だしね。笑（一回やってみたい気もするけど）

ラジオやテレビ、みんなの口コミのおかげで、CHiLi GiRLがどんどんいろんな人の生活の懐に入っていくのを、最近とっても実感してるよ！

CHiLi GiRLは変幻自在だから、いろんな形で会おうね。

今日はイヤホンささなかったから、あたしが藤の木の下にいることを知れた、寂しがり屋の鬼さん、ありがとね。