【名曲紹介】ストリート×オペラ!「優雅なインドの国々-未開人の踊り」ジャン・フィリップ・ラモー

ここで鳴っているのはブレイクビーツではありません。
踏み鳴らす足音こそありますが、ここにあるのはストリングスであり、そして独唱・合唱の声です。

曲はバロック期フランスの作曲家であり、近代和声理論を体系的にまとめた理論家でもあるラモーのオペラ・バレ「優雅なインドの国々」より「未開人の踊り」。映像は演出家・現代美術作家であるClément Cogitore(読めない笑)と、ダンスの振り付け師であるBintou Dembélé(読めん笑)の制作によるビデオ。

この映像がきっかけとなってパリ国立オペラの2019年シーズンの演目に「優雅なインドの国々」が採用されることになります。

なんでインドなのかっちゅー話ですが当時はヨーロッパ以外はみんな「インド」っていう括りで呼んでいたという、なんとも大雑把な話です。

見た目はストリート、音はオペラというなかなかない組み合わせですが、不思議とマッチしているのは演出の力でしょうか。とてもかっこいいです。

こうした例を見ると他の曲でもイケるんじゃないかと思ってしまいますが、飽和してしまっても逆につまらないので、稀有な例として残す方が良いのかなぁと個人的には感じます。面白いですけどね。

オペラ化された映像はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=TfQJZ76WR0U

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他の名曲たちはこちら↓
https://note.com/shinobu_classic/m/m6aa75a20b7ad

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