【名曲紹介】不吉?結婚式でかけてはいけない「結婚行進曲(婚礼の合唱)」ワーグナー

メンデルスゾーンの方の「結婚行進曲」は実際に目出度い筋書きで演奏される曲なので問題ないのですが、ワーグナーの方は実は縁起が悪い。

この曲が演奏されるのは騎士ローエングリンとヒロインである王女エルザの婚礼の儀の場面で、これ自体は素敵なのですが、問題はこの後。

ローエングリンは素性を明かせない身分(実は聖杯王パルジファルの息子)であるため、エルザに対しそのことを聞かない約束で結婚しました。

ところが、国を乗っ取ろうとした妖術師にそそのかされたエルザはあろうことか結婚初夜に禁を破り、素性を問うてしまいます。

ローエングリンはやむなく素性を明かし「知られたからには去らねばならない」とエルザの元を離れてしまいます。そして、エルザはショックのあまり死んでしまうという悲劇が訪れます。

結婚式って忌み言葉に気をつけたりやらなにやらで験を担ぐオンパレードの行事だったりするので、この曲を選ぶのはちょーっとオススメできないというお話でした。

身近に結婚される方がいらっしゃいましたら教えてあげるといいかも?(気にしない人もいますけどね笑)

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