【名曲紹介】ドビュッシー「前奏曲第1巻第10曲-沈める寺」 4 shinobu@classical&contemporarymusic 2020年12月20日 18:04 1909年12月から翌年2月にかけて約2か月の間に集中的に作曲された曲集の内の一曲。曲解説<不信心ゆえに海に沈んだ大聖堂(教会、カテドラル)がみせしめとしてしばしば海上に浮かび上がるというフランス・ブルターニュ地方からのケルト族の伝説による曲で、神秘的な4度・5度の和音の連なりから3和音による大聖堂の出現へと高揚、聖歌も響くが、やがて再び沈んでいく。冒頭から「柔らかく響く霧の中で」→「少しずつ霧の中から現れるように」→「だんだん音量を上げて(速くせずに)」と目まぐるしく指示が変わり、幻の大聖堂が霧の中から徐々に現れ、再びまた沈んでいく様に、本曲集の中でも最も芸術性の高い作品となっている。-wikipediaより引用>いくつか演奏を探してみましたが、その中ではこれが一番かっこいいと思いました。イタリアのカトリック教会で演奏されているので、残響など音の響きがすごい。曲の構成といい、演奏される場所にとてもマッチしています。かつて音楽は演奏される場所も時間も決まっていました。今はいつでも自由に音楽を聴くことが出来ますが、この演奏に接し「その曲が演奏されるにふさわしい場所」があるということを知らされたような気分になります。お読みいただきありがとうございました!よろしければスキ・コメント・フォローなどいただけるとうれしいです!他の名曲たちはこちら↓https://note.com/shinobu_classic/m/m6aa75a20b7ad #イタリア #クラシック #教会 #ドビュッシー #名曲紹介 4 いただいたサポートは、より充実した記事を書くためにすべて本など資料購入に充てさせていただきます! サポート