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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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2022年12月の記事一覧

今日から臨床現場で活用できる呼吸&体幹機能を高めるための運動療法4パターン!

今回は呼吸と体幹へのアプローチについて。 体幹へのアプローチを行う際には、、 呼吸を活用してアプローチを行うことが非常に有効的です。 今回のコラムでは、、 4パターンの体幹へのアプローチ方法を写真付きで実際のクライアントさんに行っている方法を紹介しています。 実際にリアルの臨床現場で、、 こういうアプローチをよく用いることが自分の場合は多いです。 セルフケアとしても指導できますし、、 セッションの一場面としても、リブフレアの修正や体幹のニュートラルポジションや

高齢者で多い骨盤後傾アライメントと理想的な骨盤後傾の動きの違いとは?

高齢者に多い骨盤後傾アライメントですが… 今回に関しては、、 高齢者で多い骨盤後傾アライメントと理想的な骨盤後傾の動きの違いについて解説をします。 ピラティススタジオを経営していますが、運動療法において骨盤の後傾方向へのエクササイズをかなり取り入れるケースが多いです。 高齢者など骨盤が後傾している方だとハムストリングスや大殿筋などが短縮しているため、むしろ悪くなるのではないかというイメージもあると思います。 その辺も1つ1つ紐解きながら今回のコラムでは解説していきま

【コラボセミナーのアーカイブ動画】「不良姿勢」に対するピラティス&栄養アプローチ!

今月の最初に開催したコラボセミナーの動画を「臨床ガチ大学」を購読されている方限定でアーカイブ公開します。 (自分自身のセミナー内容に関しては、マガジンの内容やオンラインサロンの内容の一部を抜粋しているので復習がてらご覧ください) 不良姿勢に対するピラティス講師:薬師寺偲

クラムシェルなど股関節外旋系のエクササイズをする前に獲得するべき機能!

歩行をする際などこんな接地パターンになる方も多くて、股関節内旋しているから股関節外旋するエクササイズを行うこともあるかと思います。 ですが、もっと優先して獲得するべき機能があるので今回のコラムではお伝えしてきます。 この股関節内旋パターンに対して、、 股関節外旋のエクササイズをしても解決しないことも多いです。 股関節外旋機能を高める前に股関節外旋機能を獲得する前に、、 歩行や立位保持に繋げるためにはもっと必要な身体機能があります。 結論としては、、

【姿勢と動作の運動療法】骨盤アライメントとハムストリングスの捉え方・運動療法!

この前屈動作に関しても、ハムストリングスのストレッチなどは全くしてない状態でこれくらいの状態まで改善したので、その理由について紹介します。 前屈動作で制限がある状態になると、一般的な考え方・捉え方としてはバックラインなど背面にある筋群の伸張性低下によって生じる問題だと考えると思います。 確かに、背面にある筋群の伸張性が低下すると前屈動作が制限されますし、その背面にある筋群の1つとしてハムストリングスの柔軟性を高めるストレッチングも行うと思います。 では、本題に入っていき

これからピラティスの資格を取得しようと思っている方に向けたアドバイス!

今回の内容は臨床の知識・技術スキルなどではないですが、ピラティスの資格取得についてかなりいつも聞かれる機会が多いので、ピラティスの認定資格を持っている立場からアドバイスをしようと思います。 ピラティスが世間的にも流行っている通りで、理学療法士・トレーナーなどでもピラティスの認定資格を取得したいと考えられている方もかなり増えてます。 それもあってかなり資格取得に対して聞かれます。 資格を持ってない立場でアドバイスすることはお門違いですが、自分自身が5年前にピラティスの認定

体重支持の際に必要な「骨盤」と「肋骨」のポジショニングについて!

体重支持をする際には、肋骨が骨盤があるべき場所にない限りしっかり体重支持をすることができないです。 体重支持ができない。下肢を接地した際に不安定さがある。 そんな場合でも、下肢の筋力トレーニングなどをしても改善しないことも多くて、根本を辿れば体幹部分の肋骨や骨盤のポジショニングが悪いことが考えられます。 自分自身もセッションを行う際には、今回紹介する様な骨盤と肋骨のポジショニングがしっかり獲得できる様なアプローチを行なっていますので、是非臨床現場での参考になる内容になる

「腰椎の生理的前弯」と「反り腰・ロードシス」の明確な違いについて解説!

今回は、腰椎の生理的前弯と反り腰やロードシスなどの一般的な不良姿勢との違いについて解説をしていきます。 腰椎の基本構造としては、前弯をしている状態が通常です。 ですが、反り腰やロードシスの様な状態も腰椎の過前弯と行って同じように前弯をしている状態になっています。 腰椎の前弯の状態に関しても、、 何度〜何度とか臨床で細かく腰椎前弯の角度を測定することもできないですし、個体差もあるわけなので、どこまでが腰椎の前弯が正常で、どこからが過剰に前弯しているのかなどの判断基準も難