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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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2020年11月の記事一覧

「頚部痛」に対する評価・アプローチ

今回は… 実際の頚部痛のクライアントに対する評価や、それに対する解釈、アプローチについて解説をしていきます。 過去にも頚部に関するコラムをいくつか上げていますが、今回は実践編になるので頚部の機能解剖や運動療法の考え方などの過去のコラムを読んだ上で今回のコラムを読んで頂くと理解がより深まるかと思います。 【過去の頚部コラム一覧】 頚部痛のクライアント情報

足部・足関節の運動療法

今回は、足部・足関節の運動療法について。 足部には体の4分の1の骨が存在しているということもあり、基本動作を行う際にも基本的には地面に接している部位としては足部しかありません。 足部が重要なことは理解している方も多いと思います。 足部疾患だけに限らず、膝関節・股関節疾患を診る機会も臨床で多いですが、どの疾患にしても必ず毎日診ない日がないのが足部です。 そして、ピラティスを運動療法で行っていたりしますが、画像に映っているくらいのアイテムしかスタジオには置いてないので、足

【クラムシェル】機能解剖から紐解く!

今回は、股関節のエクササイズで有名な「クラムシェル」について徹底的に機能解剖の特徴から理解を深めるコラム。 もしかしたら… 「お尻の筋肉のトレーニングしていたつもりだったけど、つもりのままで、実はトレーニングになってなかった」 という気付きにもなるかと思うので… 是非、最後まで読んで頂ければ新しい知見になるかもです( ´ ▽ ` ) 「クラムシェル」も理学療法士の病院やクリニックでの臨床現場でも、インストラクターやトレーナーの方でもエクササイズの1つとして取り入れて

【肩関節】フォースカップルの重要性

肩関節に限った話ではないですが… ・内側と外側のバランス ・上下のバランス ・深層と浅層のバランス こういったバランスが体では重要になります。 実際に臨床をやっていてもかなりこういう部分は感じているところがあります。 肩関節を臨床において診る機会が多く… 理学療法士・トレーナー・インストラクターの方が多く購読されているマガジンのため、是非みなさんにも臨床で知っておいて欲しいフォースカップルについての考え方について解説します。 教科書、文献に書いてあるフォースカ

FHPの運動療法

今回も運動療法シリーズです。 今回は、FHP(ヘッドフォワードポスチャー)の運動療法について。 よほどの制限がない限り… マッサージやリリースとかしなくても十分過ぎるくらい運動療法だけでFHPを代表とするマルアライメントの修正は可能です。 頭部前方突出位のことをFHPというわけですが、この姿勢アライメントがある時点で、臨床上で全ての疾患の介入を行う上で厄介になります。 原因を仮説しようと思えば… 頭頚部の位置関係が問題ですが、、 下肢の症状にまで関与するのがFHP

「安定性」と「可動性」の評価&治療

今回は… 「安定性」と「可動性」の臨床評価がテーマ。 「関節や骨は何のためにあるのか?」 動くためでもあり、安定するためでもありますよね。 どこか1カ所を動かそうとする場合でも、どこからの場所を固定させたり安定させる必要があります。 この可動性と安定性を臨床で評価することで… 原因やアプローチ方法、やるべきことも整理することができます。 実際の評価の考え方や捉え方の部分から、アプローチの場面の活かし方まで紹介していきます。 理学療法士はもちろんですが、トレーナ

脊柱の運動療法【呼吸の活用スキル】

今回も運動療法シリーズです。 運動療法シリーズは人気があるのでしばらく続けてみようかな。 「脊柱の運動療法」について。 それも「呼吸」を活用した「脊柱の運動療法」です。 ピラティスと施術の両方ともに臨床では行っていますが、メインとしているのは運動療法です。 運動療法をしっかりやっていくと、体は変わっていくことを確信しているので運動療法について日々考えています。 その中でも… 運動療法で1番大事と言ってもいいくらい大切なのが「呼吸」。 リアルな話ですが… 理学

「継続力」を身に付けるコツ

今回のテーマは、「継続力を身に付けるコツ」。 基本は臨床ベースのコラムを書きますが、たまにはこんなコラムも挟みながらやっていこうと思います。 全然まだまだ大したことない薬師寺ですが、何年も継続していることがあって継続力が身に付いたことで出せた結果もあります。 運動でも、勉強でも、仕事でも全てに大切になってくるのが、継続力だと思っているので是非、最後まで読んでもらうと嬉しいです( ´ ▽ ` ) 色んな継続の仕方があると思いますが… 実際に自分が考える継続力の身に付け

頚部の運動療法

今回は、頸部の運動療法について。 脊柱の運動療法といっても、胸椎がMobility関節のため、胸椎の運動療法については多く紹介されていますが、頚部の捉え方や頚部に対する運動療法の考え方を取り上げられることは少ないです。 実際に… 臨床現場では、「首が痛い」「肩が凝る」「ストレートネックを治したい」という様な、頚部疾患に対しても病態を把握し、徒手療法や運動療法で介入する必要があります。 頚部周囲の症状に対しても、頚部のバイオメカニクスを考えて運動療法を行うことで、治療の