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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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2020年10月の記事一覧

前鋸筋の運動療法

自分の運営しているマガジンでは前回は… 大腰筋の運動療法についてのコラムを紹介しました。 今回も運動療法シリーズとして… 「前鋸筋の運動療法」についてのポイントについて解説します。 前鋸筋の作用というと… 翼状肩甲骨にならないように肩甲骨を安定させてくれる筋肉ということや、肩甲骨を上方回旋させる筋肉として有名です。 一般的に知られている代表的な作用は上記の様な作用ですが、今回はさらに機能解剖学から深堀して運動療法について考えていけるコラムです。 前鋸筋の機能解剖

膝OAの歩行時痛アプローチはコレ!

どうも。薬師寺です。 臨床では膝疾患をめちゃくちゃ診てます。 膝疾患といっても様々ありますが、、 多くは膝OAの方に関わるケースが多いと思います。 そして… 膝OAの主訴として多いのは「痛み」ですよね。 この痛みも「膝を曲げたり伸ばしたりしたら痛い。」と言われる方もいますが、ほぼ100%じゃないかと思えるくらい共通していることは荷重をした状態など、「歩くときに痛い」と言われる方ですね。 今回は… 膝OAの歩行時痛について絞ったコラムを書きます。 是非普段の臨

肩関節のピラティス

先日、「鬼滅の刃」の映画を見にいきました。 ここだけの話、、 「鬼滅の刃」の漢字を読めるようになったのは最近。笑 マジで終わってる薬師寺です。 「君の名は。」「ボヘミアンラプソディー」など、世間で話題になっている映画は、話題になる理由があるので、自分が1ミリも興味なくてもとりあえずいつも映画見に行くルールにしてます。 というどうでもいい話はここで終わり。 今回は、肩関節のピラティスについて。 ピラティスというと、体幹トレーニングという認識をしている人も非常に多

足アーチの運動療法

運動療法シリーズのコラムを紹介してますが… 好評の意見が多いため、今回も運動療法コラム。 今日は、足アーチの運動療法について。 足の運動療法って聞くと… あまりピンとこなかったり、もしくはタオルギャザーを思い浮かべる方も多いと思います。 足裏のアーチや足趾を使うことは大切だから、タオルギャザーを指導しているという方も多いと思いますが… 自分が今まで病院やクリニックで見てきたタオルギャザーを指導している理学療法士のやり方を見ても、機能解剖学的に考えても目的に沿った介

大腰筋の運動療法

解剖学や運動学をベースに触診を学ぶことで、徒手療法が上手くなって相手の体に変化を起こすことも出来るようになるので学ぶことは大切です。 ですが… 徒手療法って、直接相手に会わないと仕事にならないわけで、それに対して運動療法って学べば学ぶほど相手に合わなくても運動指導・トレーニング指導出来るわけなので、オンラインでもいくらでも仕事が出来ます。 自分もオンラインセッションとして、北海道から沖縄までの方とオンライン上でピラティスのセッションをしているので場所を選ばず仕事が出来て

【胸椎の運動療法】必ず胸椎が使える臨床的な2つのカギ!

※「臨床ガチ大学」のデザインを変えてみました。 解剖学、運動学、生理学などの基礎知識を、臨床の運動療法やトレーニング、徒手的なアプローチに応用してしっかり結果を出していけるように今後もしっかり届けていきます。 そして今回の内容は、、 【胸椎の運動療法をする2つのカギ】 胸椎はカラダの中でも重要な位置付けのため… 胸椎の運動療法においては、どうすれば今以上に効果的に行えるかを常に考えていくことが大切です。 臨床において… 理論上は、脊柱の伸展運動をしたら、バッ

膝関節は「回旋制御筋」がカギ!

今回は、膝関節の回旋制御筋について。 膝関節疾患に関しては… 膝関節は中間関節のため、足関節と股関節が100%関わっており、膝関節は結果として痛みや可動域制限などの症状が出ているわけです。 つまり、股関節や足関節の治療は絶対に必要になってくるわけです。 しかし、だからといって膝関節を診なくていいわけではなく、局所的に膝関節の局所的な問題の改善も行っていく必要があります。 変形性膝関節症やO脚やXO脚など、膝関節の捻じれや変形に対してのアプローチでも大切になってくる局